問2は、「大気の熱力学」の領域です。この山を越えると少し楽になるかも知れません。
気象予報士試験の出題範囲は、気象業務法施行規則第15条の別表に示されています。 学科試験の科目 予報業務に関する一般知識
イ 大気の構造
ロ 大気の熱力学
ハ 降水過程
ニ 大気における放射
ホ 大気の力学
ヘ 気象現象
ト 気候の変動
チ 気象業務法その他の気象業務に関する法規
現在位置は、ロ 大気の熱力学 の後半に入るということになります。
予報業務に関する専門知識
イ 観測の成果の利用
ロ 数値予報
ハ 短期予報・中期予報
ニ 長期予報
ホ 局地予報
ヘ 短時間予報
ト 気象災害
チ 予想の精度の評価
リ 気象の予想の応用
実技試験の科目
一 気象概況及びその変動の把握
二 局地的な気象の予想
三 台風等緊急時における対応
なかなか遠い道のりですが、60歳台にどうにかしたいですね。
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(a)南極と北極では、南極の方が海の面積が多い。なので、比熱の関係でという考え方でいくと温まりにくい南極側が低く、北極側が高いように思います。成層圏の気温は、受け取る紫外線量の違いのため、夏半球の方が気温が高くなります。
問題文には7月と書いてあるので、7月の夏半球…北半球→「北極の方が気温が高い」と考えます。だから(a)は「南極よりも北極」。「一般気象学(第2版)」 p254


(b)南北両半球の中緯度の風速の東西成分の鉛直分布を対流圏から上部成層圏まで高度に沿ってみていくと,南北両半球ともに対流圏界面付近で西風が極大となり,下部成層圏には西風の弱い高度があって,そこから上空に向かって北半球では(b) 北半球では東風に変わり、南半球では西風のままということになるようです。
(c)
成層圏の気温は,オゾンの紫外線吸収に伴う加熱量の違いから,(a)の方が高い。,南半球では
(c)おおむね高度が高いほど強くなっている。
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ただいま、休憩中
コメント
> なかなか遠い道のりですが、60歳台にどうにかしたいですね。
どうぞ、長い休憩をお取りください。
人生90年時代ですから、まだまだ大丈夫でしょう。
きっと70代は、70代でやることが見つかるでしょうから…、できれば2・3年で決着をつけたいですね。
気象予報士試験も年2回あるし、学科試験を合格すればその後2回は、実技試験だけに集中できます。
何か、目標というか負荷をかけて生活しないと楽しめないという、なんとも悲しい性(さが)ですね。