糸杉のある麦畑から

今日のできごと

なぜ自分はこの絵ゴッホの絵に引きつけられるのだろうか?

自分が高校1年の時使った現代国語の教科書のはじめに、吉野源三郎の「人生の発見」という随想の書き下ろしが教材として載っている。そのさし絵に確かに「ゴッホの麦畑」が載っている。

この記憶が「糸杉のある麦畑」の絵と化学反応を起こすのではないかと思うほど、吉野源三郎の随想に感動したのではないか。随想の中にこんなことが書いてある。

――みずみずしい感性をもって、生き生きと未知の世界に立ち向かうということは、若い日において、一生に二度も三度もできることではない。その時期に、すぐれた精神に接し、その冒険の記録を読み、自分自身の行く手にはるかな目を投じることほど、青年らしいことはない、とぼくは思う。

この文章に触れたときの感性を今一度取り戻そう!
私の脳みそは、そんな妄想に取り憑かれたようです。

コメント