今日は、いくつかの天気図を用いて降雪の領域を判断する練習をします。
降雪を判断するためには、以下の天気図が役立ちます:
- 500hPa高度天気図:中層大気の寒気の流入を確認できます。寒気が強いと降雪の可能性が高まります。
- 850hPa高度天気図:地表付近の気温や湿度を確認できます。気温が0℃以下で湿度が高い場合、降雪の可能性があります。
- 地上天気図:低気圧や前線の位置を確認できます。低気圧や前線が接近すると降雪の可能性が高まります。
これらの天気図を組み合わせて分析することで、降雪の予測が可能になります。詳細な情報は、こちらで確認できます。天気図の見方を知ろう!等圧線や前線をわかりやすく解説 – そらくら

※500hPa(高度約5700m)で気温が-30℃が雪の目安、-36℃で大雪の可能性の目安だそうです。(かんたん合格ガイドp44、天気図の読み方p111参照)秋田県上空から北海道空知地方を通り上川地方に向けて-36℃のラインがひけそうです。

※850hPa(高度約1500m)での気温が0℃以下で湿度が高い場合、降雪の可能性が高まる(Copilotから)。赤アンダーラインがのエリアは0℃以下だということが分かります。また、・(ドット)の範囲は、WET AREA(T-TD<3℃)だそうですが湿数に着目すると鳥取付近2.1、秋田付近1.4で雪の可能性がありそうです。ただし、500hPaの天気図と合わせると鳥取は除外されそうです。
つづく…

2024/12/15の実際の天気

地方概況
北海道付近は、15日は低気圧が通過するでしょう。16日は冬型の気圧配置となる見込みです。このため、16日にかけて気圧の傾きが大きく、大気の状態が不安定でしょう。
石狩・空知・後志地方の15日9時の天気は、曇りまたは雪となっています。
15日は、曇り時々雪で、所により雷を伴うでしょう。
16日は、曇り時々雪で、所により雷を伴う見込みです。
海の波の高さは、15日は2.5メートルのち3メートルと高くなるでしょう。16日は4メートルとしけますが、のち3メートルの見込みです。
※実際の天気は15:00発表なので、解析資料と時間的なずれがあるようですが、雪の予報になっていたようです。大雪ではなかったですね。

山形・秋田・青森の方が雪ですね。
都道府県概況
日本付近は冬型の気圧配置となっています。また、低気圧が日本海にあって、東北東へ進んでいます。
秋田県は、曇りで、雪や雨の降っている所があります。
15日は、低気圧や寒気の影響により、雪や雨で、ふぶく所や雷を伴う所があるでしょう。
16日は、冬型の気圧配置となるため、雪でふぶき、明け方まで雷を伴う所がある見込みです。
コメント
> いくつかの天気図を用いて降雪の領域を判断する練習をします。
500hPa高度天気図 850hPa高度天気図 地上天気図
なるほどとは思いましたけれど、ここで数値が表示される都市はいつもおなし瀬なんですか?任意に選べたりしますか?
> 都道府県概況
> 16日は、冬型の気圧配置となるため、雪でふぶき、明け方まで雷を伴う所がある見込みです。
これって、どこを指していますか?秋田県かな?
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