守りの山

 「山の恵み」というと、山菜か名水かと言う話になりそうですが、今日の話題はそうではありません。天気の話です。

このところ急に寒さが増し、明日は日本海側で大雪の予報が出ています。

上の図を見ると、北西の風もかなり強そうです。白い部分が降雪が予想されるエリアですが、東北地方に着目すると、奥羽山脈の西側と東側で降雪のあるなしがはっきりしています。

  新潟県の群馬・栃木県との境付近は、大雪の予報が出ていますが、間に高い山があるので群馬・栃木県境を超えて山沿いを下ると降雪の予報はありません。

先日、天気の森田さんがテレビで、関ヶ原の雪が危ないという話をしていました。

若狭湾を抜けた風は、高い山がないので琵琶湖を抜け関ヶ原の方まで吹き抜け、雪雲を連れてきてしまうのです。

今年は、台風が屋久島にぶつかって勢力が衰えた事例がありました。

以上のような意味で、高い山というのは守り神のような存在だということです。

コメント

  1. 金太郎パパ より:

    > このところ急に寒さが増し、明日は日本海側で大雪の予報が出ています。

     関東北部では…っていう予報ですけれど、なかなか積もらないのでありがたいです。

    > 間に高い山があるので群馬・栃木県境を超えて山沿いを下ると降雪の予報はありません。

     これを越えてくる寒波になると、大雪が降るんですかね。

    > 以上のような意味で、高い山というのは守り神のような存在だということです。

     なるほどね。
     自然災害から守ってくれているんですね。

     関ケ原付近が高速道路通行止めになる理由が分かりました。
     ありがとうございます。