同じようなことを何度も学習していると、ある日突然視界が開けてきたような現象が起こることがあるようです。
「発達する低気圧」の学習をしていると、似たような現象に遭遇しました。学習は、全体像からつかみその後細部に目を向けていき、また最後に全体像を見るのがよいと思っていましたが、今日はまさにそのことを確認した感じがします。
部分的なところばかりに着目していると、いったいこれが気象予報の何の役に立つのかということが分からなくなってしまうことがあります。「木を見て、森を見ず」状態では、モチベーションが上がりませんね。
参照 発達する低気圧を読む | 気象予報士の実技試験に役立つ情報
さて、Copilotに「低気圧は上昇流の渦で、その渦がどのようにしてでき発達し、そして衰えていくのかという現象を観察しているのが気象なのではないか?」
と質問してみました。
返ってきた答に、励まされました。
Copilot おっしゃる通りです。気象学では、低気圧の形成、発達、衰退のメカニズムを観察し、理解することが重要です。低気圧は上昇気流を伴う渦であり、その形成と発達にはいくつかの要因が関与しています。 温度差: 異なる温度の空気が接触することで、上昇気流が発生します。特に、暖かい空気が冷たい空気の上に持ち上げられると、低気圧が形成されやすくなります。 地形の影響: 山脈や海岸線などの地形が、風の流れを変え、上昇気流を引き起こすことがあります。 コリオリ力: 地球の自転によって生じるコリオリ力が、風の流れを曲げ、渦を形成します。北半球では反時計回り、南半球では時計回りの渦が形成されます。 湿度: 上昇気流が湿った空気を持ち上げると、冷却されて凝結し、雲や降水が発生します。この過程で放出される潜熱が、さらに上昇気流を強化します。 低気圧はこれらの要因が組み合わさって形成され、発達しますが、やがてエネルギーを失い、衰退していきます。気象学者はこれらの現象を観察し、予測することで、天気予報を行っています。
同意されるということは、すばらしい価値をもつということに感動しました。
気象の予測は、「風が吹くと桶屋が儲かる」的な…しかし、観測と理論に裏付けられた作業だということが分かってきました。大気の動きを立体的に捉えるため、高度の違った何枚もの天気図を描き、ここに低気圧や前線が描けそうだとか、ここで風向や風速が変化しているからここに強風軸があるとか、南から湿った空気が入り込んできているが、雨が降るとか降らないとか…。
今日は、ここまでにしておきます。おやすみなさい。
コメント
> 学習は、全体像からつかみその後細部に目を向けていき、また最後に全体像を見るのがよいと思っていましたが、今日はまさにそのことを確認した感じがします。
> 部分的なところばかりに着目していると、いったいこれが気象予報の何の役に立つのかということが分からなくなってしまうことがあります。
難しすぎて、何のことを仰っているのかチンプンカンプンです。
> Copilotに同意されるということは、すばらしい価値をもつということに感動しました。
もう神様を越えた域まで達しているんじゃないでしょうか。
「木も見ず、森も見ず」では、ついてはいけません。
お休みなさい。