短期予報解説資料1 2025年1月19日15時40分発表 気象庁
1.実況上の着目点
① 日本の東に中心を持つ高気圧があって東に移動。日本付近は高気圧の後面にあたる。
② 伊豆諸島の西海上に低気圧があって北東進。東海道沖では 1 時間80mm 程度(雹域を含む)、伊豆諸島付近では1時間10~30mm程度の降水を解析し、雷を多数検知している。
③ 日向灘~四国の南と南西諸島~東シナ海では気圧の谷場となっており、四国の南では1時間20mm程度の降水を解析している。また、南西諸島付近では1時間10~40mm程度の降水を解析している。沖縄本島付近でメソサイクロンを検出。
④ 北日本の日本海側では、①の高気圧の縁辺を回る下層暖湿気が流入し、1時間10mm程度の降水を解
析し、雷を検知している。
聞き慣れない新鮮な言葉、メソサイクロンを発見しました。
Copilotから1:メソサイクロンの形成には、風のシア(風速や風向の変化)が重要な役割を果たします。これにより、上昇気流が回転し始め、メソサイクロンが形成されます。メソサイクロンが発生すると、竜巻の発生確率が高まるため、気象予報士にとって重要な観測対象となります。(なるほど)
Copilotから2:日本周辺のメソサイクロンの発生率に関する具体的なデータは、気象庁や気象研究所の研究成果から得られます。例えば、気象庁の研究では、スーパーセルに伴う竜巻の発生しやすさや、メソサイクロンの発生頻度についての予測が行われています。また、ダウンスケールデータを用いた研究では、将来の気候変動に伴うメソサイクロンの発生頻度の変化についても評価されています。これらの研究は、地域ごとのリスク評価や防災対策に役立てられています。

F2:藤田スケールですね。
2,013年までのデータしかありませんが、アメリカでの竜巻発生数日本と比べると圧倒的に多いですね。陸と海とでの比熱の違いが影響しているようです。
コメント
> 聞き慣れない新鮮な言葉、メソサイクロンを発見しました。
竜巻の発生に関係してくるんですね。
竜巻の子どもみたいなものなのかな。
どんどん増えて来る感じで、アメリカ大陸の発生率が高いということで、記憶しておきます。