現在、62回実技2の問3に取り組んでいます。ここで下のような設問がありました。
(2)図9を用いて、30日12時~17時のレーダーエコーにみられる2つの渦エコーの推移について述べた次の文章の空欄(1)~(3)に入る適切な数値または語句を答えよ。ただし、13は10km刻みで、2は16方位で答えよ。

渦AB間の距離を求めよということです。最初は、東西の距離なので、東経132°-133°間の経線間の距離を基準に割り出そうとしましたが、それは誤りだということに気づきました。
気象予報士試験のルールがあったのです。正しくは、青線の緯線間の距離を基準にするのだそうです。
13時のレーダーエコーによると、西郷付近に楕円形の渦Aがみられ、西郷の西約(①)kmにも渦Bがみられる。渦Aの中心、渦Bの中心を追跡すると、渦Aは12時から14時まで追跡することができ、その移動方向は(②)で、平均の速さは(③)km/hである。一方、西側の渦Bは、形状の変化が激しいものの追跡は可能であり、13時から16時までの中心位置を+で図に示している。
着目点は①の距離の出し方です。実測すると青線は23mm,赤線は42mmでした。42÷23=1.8(°)。青線は1°は111kmなので、111×1.8=199.5(約200km)になります。
確認のため、Copilot先生に尋ねてみました。
気象予報士試験で、距離を問う問題は緯度幅と経度幅のどちらを基準にして求めますか?
気象予報士試験では、距離を問う問題は緯度幅を基準にして求めます。具体的には、緯度1度に相当する距離(約111.32キロメートル)を基に計算します。これは、地球の曲率に基づいて距離を算出するための一般的な方法です。
緯度幅を用いることで、東西方向の距離を正確に計算することができます。経度幅は同じ緯度でも場所によって異なるため、正確な距離を求めるのには適していません。
他に試験や気象予報士に関する質問があれば、お気軽にどうぞ!
距離を問う問題は緯度幅を基準にして求めます。
これって、この世界でのルールですね。設問を解決していく中で、このような気づきを一個一個積み重ねていくという感覚が、たまりませんね!?まだまだ、歩き始めたよちよち歩きなのを自覚しました。
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