今日は、「三重県尾鷲市で25・6度、今年初の夏日 中部各地で4月中旬から5月並みの陽気」という記事を見ました。
今年からは、いよいよ死ぬほど暑い夏が来るのではないかと思ったりします。しかし、4月になると寒暖差が大きくなるという予報もあります。
気象予報士の勉強をしていると、いろいろな妄想が浮かんできます。予報士は、大気空間を立体的にイメージできないといけないと勝手に思っているので、勝手な妄想も浮かんできます。
地球は、太陽からの放射エネルギーを受けて熱をもらっています。その熱量は緯度の違いによって違うので、気温などのアンバランスが生まれます。このアンバランスを解消するためのいろいろな熱輸送システムが機能します。
北半球での偏西風の蛇行も、この熱輸送の影響を受けています。これと、温暖化による海水温の上昇とを重ねて考えてみると、ここからは自分の説ですが…。
南からの高い温度の海水は、高緯度帯と温暖化した中緯度帯の熱量のアンバランスを大きくするので、そのアンバランスを解消するために偏西風の蛇行が激しくなるという説です。
冷静になって調べてみたら…まったく逆でした。北極域の温暖化と南北の温度勾配の緩和という記事があって、…地球温暖化により、特に北極域の気温上昇が顕著で、これにより赤道と北極の温度差が縮小します。この温度差の縮小は、偏西風の流れを弱め、その結果、偏西風が蛇行しやすくなるとされています。
話が変わりますが、4月の寒暖差が大きいと農作物の影響が出て、さらに実質的な米不足などということになると困ります。
コメント
> 三重県尾鷲市で25・6度、今年初の夏日
> いよいよ死ぬほど暑い夏が来るのではないかと思ったりします。
暑さ寒さも彼岸まで…彼岸が過ぎましたからね。
極端な冬と夏の繰り返しで、春と秋が消えちゃうってのが困りますよね。
まっ、春と秋を現す気温的な基準が分かりませんので、ホントはちゃんとあるのかも知れませんけどね。報道も煽っている感があるのかも知れません。チガウナ
> 4月の寒暖差が大きいと農作物の影響が出て、さらに実質的な米不足などということになると困ります。
これ困りますね。
それでなくても米が高騰しているので、食生活が危ぶまれます。
政府の米に対する政策は、徒然様の予報を聞いてきちんと対策して欲しいところです。