850hPa相当温位・風

めざせ気象予報士実技分野
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昨日から、気象予報士の南さんが起こした「南気象予報士事務所」の天気図解析シリーズを見始めました。

初心者コース7の「850hPa天気図の見方後半」にFXJP854という天気図が登場しました。FXJP854は、日本850hPa相当温位・風の12〜48時間合格までの予想が載っています。相当温位が高いとは、そこのエネルギー密度が高いと解釈します。

図は、FXJP85420250330UTC0000のT=12。日本時刻3/3016:00の予想天気図です。日本列島南の海上の相当温位集中帯は、冬に戻ったような昨日の寒さをもたらした前線に対応しているようです。矢羽根を見ると中国・四国地方では北北西の風、関東・東北地方では北西の風が吹いていることが分かります。

850hPaは、高度約1500m。ウォーキングで北西の山を見ると

風が山の向こうから、雲を運んできているように見えます。地上に近い天気図って、外に出ると現実感があっていいですね。

コメント

  1. 金太郎パパ より:

    > FXJP854は、日本850hPa相当温位・風の12〜48時間「合格まで」の予想が載っています。

    「日本850hPa相当温位・風12・24・36・48時間予想図」といいます。
    「合格まで」ってのは、合格を意識過ぎなのかもしれませんね。(笑)

    > 矢羽根を見ると中国・四国地方では北北西の風、関東・東北地方では北西の風が吹いていることが分かります。

     これは、わかりやすかったです。

     しかし、目を凝らしてみないと、日本列島がどこにあるのか見えにくいです。
     老眼だからでしょうか。