61回実技2問1（5）に、自分にとって新鮮な問題がありました。
(5)図5(上)の地上予想図の右上枠内に関する以下の問いに答えよ。
① 枠内は、1006hPa の補助等圧線が2本引けるような気圧配置となっている。その2本の補助等圧線を破線で記入せよ。ただし、線の端は枠まで達しているか、閉じているものとする。
②「▲」に入る適切な天気図の記号を、「L」または「H」で答えよ。
「1006hPa の補助等圧線を2本」ということです。「Ｈ」に着目すると、「Ｈ」の周りに高気圧性循環の矢羽根が見られますので、「Ｈ」を囲む1006hPa の補助等圧線が引けそうです。
次にAの等圧線が何hPaなのかということを考えます。▲は、「Ｈ」なのか「Ｌ」なのか？▲の周辺の矢羽根を見ると低気圧性循環なので、▲は「Ｌ」ということになります。よって、Aは、1004hPa
さて、問題は1006hPaは？
・「Ｈ」は、渦度＋7を踏まないようにして、矢羽根に沿わせるという感じでしょうか。
・右のラインは、難しそうです。南の方は矢羽根に沿い1004と1008の中間をたどり、北東のほうに矢羽根はないので、1008に沿わせる…でしょうか？
さあ、先に進みましょう！
コメント
＞ 右のラインは、難しそうです。南の方は矢羽根に沿い1004と1008の中間をたどり、北東のほうに矢羽根はないので、1008に沿わせる…でしょうか？
深いですね。
そう簡単ではないことがよくわかりました。
「Ｌ」は、自分も当たりました。が、２本の等圧線は引けませんでした。