江戸っ子とは、進歩的な人間主義者で、和を以って良しとなし、誰とでもつきあい、新人をいびらず、権力にこびず、人の非を突くときは、下を攻めず上を突き、外を飾らず中身を濃く、といった思想を持った人である」
これは、アメリカからの留学生が書いた江戸っ子についてのレポートだそうです。
今、日本人のマナーの悪さは最悪のように感じます。人に迷惑をかけても「ごめんなさい」が言えず、自分勝手な人間が威張っていて弱いものをいじめる社会です。
こんな時こそ、忘れていた江戸文化が持っていた社会の規範を学ぶことは、意義あることだと思います。この本には、美しい人の生き方が描かれてように思います。
感想 いつの時代でも、自分の都合を優先してしまいがちなのが人間なのでしょう。見えないけれども相手を思いやることを忘れないようにしたいものです。2022/01/02
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