先週の日曜日、スーパーで「PHP」を買いました。タイトルは、「いい人生の生き方」
その特集の中で、五木寛之さんが「人生のなかの四つの季節」について語っていました。
仏教の世界には、四住期という人生を四つの時期に分る考え方があること。
1 生まれてから社会に出るまでの準備期間の学生期(がくしょうき)、
2 仕事を持ち、結婚して子供を育て、社会に貢献する家住期(かじゅうき)、
3 社会での役割を果たし終え、自らの歩んできた道を静かに振り返り、自己を見つめて暮らす林住期(りんじゅうき)、
4 後悔や未練にもがき苦しむことなく、静かにその時を待つ遊行期(ゆぎょうき)
それを現代人に当てはめてみると、50歳からが、林住期にあたるというのです。
豊かな林住期を迎えるために、物心両面の準備をしておくことが、いい人生の生き方につながる
もうひとつ、こんなことが書いてありました。
「世の中というのは理不尽なものです。傲慢で自己中心的なものが栄え、正しく清廉な心の持ち主がないがしろにされる。」
「不幸や不運は一人の人間に集中したりもする。それは、今に始まったことではない。」
※ なるほど、そう考えると、そういえば世の中は、そうだなと納得してしまう。
ブッダは、「人生は苦である」と言った。
「生きるのが苦しいのではなくて、理不尽な世間に生きるのが苦なのである。」
「それらの苦は、自らの心がけとものの見方によって乗り越えることができる」
「世の中の矛盾をのろったり、人生の不条理を突き詰めても仕方がない。」
「なぜなら、私たちはもともと苦の中にいるのだから」
「自分の好きなように生きる」
「どろどろとした欲は捨て、何ものにも縛られず、自由に生きる。」
そんな「林住期」を迎えるために、準備をする。
※ なるほど、そう考えると、生きるのが楽しいじゃないですか。
感想 「まだまだ社会貢献が足りませんよ。」ということで、自治会長残り任期1年4ヵ月。だから、私は、まだ2番の家住期ですね。
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