今朝の家庭内停電をきっかけに、「湿度と漏電ブレーカー」というキーワードで検索をしてみると、梅雨時は、1年の中でも漏電が発生しやすい季節なんだそうです。
湿度が高くなると、電気機器の内部やコンセント・プラグの周辺に溜まったホコリが湿ります。そこが電気の通り道となって、漏電を引き起こしてしまうのです。これを「トラッキング現象」といいます。古い家電や長期間放置していた家電を使う時は、特に気をつけなければなりません。https://hiranuma-densetsu.com/blog/blog/129253
一方、「ブレーカーが落ちる漏電の原因は被覆端子の湿気」という記事もありました。
要因はいろんな悪条件が重なって絶縁被覆付圧着端子の内側に湿気が付着して絶縁を悪くしたのはないかと思います。https://denki-osaka.com/8244
※今回落ちた蓄電池の漏電遮断機は、スペースの関係でやむなく脱衣室壁面という湿気がこもりがちな場所だったことと梅雨時の湿度の高い状況から起きたものと考えます。風呂への扉をしっかりしめ、脱衣室換気をよくすることで改善されることを期待したいと思います。
※この機会に、冷蔵庫裏などのコンセント掃除をするのもよいのではないかと思いました。
コメント
> 絶縁被覆付圧着端子の内側に湿気が付着して絶縁を悪くしたのはないかと思います。
湿気が悪さをしている状況が稀に出現するってことなんですね。
多湿が当たり前の日本で、間取り的に設置場所が限られてしまうウサギ小屋で、さらにお風呂のとなりの脱衣所辺りの天井近くに配電盤や漏電遮断器を設置するイメージが多い設計ではないかと感じるのですけど、それ自体(湿気の多いところに設置すること)もいけないってことになりそうですね。
冷蔵庫裏のコンセントの埃(トラッキング)による火災なんてのも有名ですので、これを機会に点検清掃などをしておきたいですね。シナイケド
テレビ裏のたこ足コンセントなんてのも埃だらけで心配です。埃の貯まりやすい形状がいけないと思うので、新しい形状の埃を寄せ付けないコンセントの開発が必要なんだと思います。火災の発生原因となる旧来のコンセントをずっと使い続けているってのも、大問題だと思います。カイゼンムリムリ
火災対策…しっかりとした余裕のある火災保険に入っていれば、大丈夫です。
近所の消防団長OBが言っていました。
「火事は、火災保険で守る。」
というようなことを…。
> しっかりとした余裕のある火災保険に入っていれば、大丈夫です。
ですね。初期消火などすることなく、思い切って完全(70%以上?)燃えてもらえば、新築で建てられるだけの保険金が出るみたいですからね。
「火事は、火災保険で守る。」
納得してしまいました。
しかし、その保険料が払えないと、残念なことになりますね。
車の任意保険と同じように、加入は任意ですし、オプションも選択自由ですからね。