ChatGPTの中のうそ

コンピュータ

 本日購入したChatGPTスゴ技大全の中に、こんな記述がありました。ChatGPTに、「岸田文雄氏について詳しく紹介してください。」という質問をしたところ、学習院大学法学部卒と答えたと書いてあります。本当は、早稲田大学政治経済学部卒業なのですが…ということで、「ChatGPTは、平気でウソを回答してくる。」と書いてあります。

 あらためて、私が全く同じ質問をすると、「早稲田大学政治経済学部卒業」と答えが返ってきました。そこで、「岸田文雄氏について詳しく紹介してください。」という質問に対し、ChatGPTは、以前は学習院大学法学部卒と答えたようです。今日は、早稲田大学政治経済学部卒と表示されました。こういった違いは、どのような過程で発生するのでしょうか?…と質問してみました。

 

ChatGPT
私は情報を元にユーザーの質問に回答する際、与えられたコンテキストや文脈に基づいて最適な回答を生成します。ただし、私の訓練データは2022年1月までのものであり、その後の情報は反映されていません。したがって、私が提供する情報は最新ではなく、変更された可能性があります。

岸田文雄氏の学歴に関して、ユーザーの最初の質問では学習院大学法学部卒と誤って答えましたが、その後の正確な情報では早稲田大学政治経済学部卒としています。このような矛盾が発生する理由は、私がトレーニングデータから学習している間に異なる情報源からのデータを処理し、時には矛盾した情報を学習することがあるからです。

ユーザーに最新かつ正確な情報を提供するためには、私の学習データが最新である必要があります。情報が変化した場合、それに対応するためには更新が必要ですが、私はリアルタイムでの情報更新ができません。そのため、最新の情報を確認するには信頼性のある情報源を参照することが重要です。

信頼性のある情報源ってどこにあるのか知りたくなりました。

ChatGPT:信頼性のある情報源は、公式の政府機関や大手メディア、学術機関などが提供する情報が一般的に信頼されます。以下は、政治家のプロフィールに関する情報を確認する際に参照できる一般的な情報源の例です:

  1. 政府機関のウェブサイト: 国の政府や関連する省庁のウェブサイトには、政治家の公式なプロフィールや経歴に関する情報が掲載されています。
  2. 主要メディア: 大手メディア機関のウェブサイトや新聞、テレビなどは、政治家に関する最新のニュースやプロフィールを提供しています。ただし、異なるメディアが情報を異なる視点から報道することがあるため、複数のソースを参照することがおすすめです。
  3. 公式ウェブサイト: 個々の政治家が公開している公式ウェブサイトやプロフィールページも参考になります。
  4. 学術機関: 大学や研究機関が提供するデータベースや研究論文も信頼性があります。
  5. 信頼性のある百科事典: オンライン百科事典や専門家による執筆がなされた百科事典も参照できます。

これらの情報源は一般的に信頼性が高いですが、最新の情報を得るためには情報が発信された日付を確認し、可能であれば複数のソースを照らし合わせることが重要です。

※とても真面目な回答が返ってきました。(笑)

ChatGPTに過度な期待をしないこと、間違った回答をしたときには、間違いを指摘して再度回答させること…つまりChatする真面目な相棒という感じですね。

 

 

コメント

  1. 金太郎パパ より:

    自身での情報自動更新ができないのですね。
    古いデータを参照している限り、誤ったままの回答をし続けるんだと理解しました。

    ヒトと同じように、学習を続けることによって、成長し続ける道具なのだと。
    ロボットとの会話ができて、いろいろと生活をお手伝いしてもらえるようになる(なっている?)時代も間近ですね。