学科専門知識の注入を始めました。テキストは、「らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト」です。ネット上に、本書の目次概要が載っていたので、それを目安に進捗状況をたしかめながら進めていきたいと思います。
0章の学習方法の章を除き、12章構成です。
- 地上気象観測の知識…気温の観測・風・降水量・湿度・露点・気圧・日照日射・視程・雲・大気現象・海上観測・アメダス・観測統計
- 高層気象観測…ラジオゾンデ観測
- レーダーによる気象観測…気象レーダー観測・気象ドップラーレーダー・ウインドプロファイラによる風観測
- 気象衛星観測…気象衛星画像の知識
- 数値予報…数値予報のしくみ・数値予報モデルの種類・数値予報の短所とガイダンス
- 短時間予報・短期予報・中期予報の知識…ナウキャスト・降水短時間予報・短期予報・降水確率予報・天気分布予報・時系列予報・週間予報
- アンサンブル予報…アンサンブル予報・週間アンサンブル予報・季節予報・1ヵ月予報・3ヵ月予報・暖候期予報・寒候期予報
- 予報精度の評価法…予報精度の評価法
- 台風…台風・台風進路予想図・台風と気象衛星画像・台風の気象学
- さまざまな気象現象…温帯低気圧・梅雨・寒冷低気圧・冬型の気圧配置・南岸低気圧・雷と積乱雲の知識
- 気象情報と気象災害の知識…気象現象と災害・警報・注意報・特別警報・様々な気象情報
- 専門知識に関する付録…日本三大局地風・ジェット気流・下層ジェット・高気圧
上記の項目が専門分野の領域に含まれるようです。今日は、1.地上気象観測の知識の気温観測の部分をまとめました。
- 気象観測の種類…気象レーダー・気象衛星・地上観測・ウインドプロファイラ・ラジオゾンデ
- 地上観測の項目…気温・風・降水・積雪・気圧・湿度・蒸発量・雲・視程・日照・天気、気象現象(雨・雪・雷雲・竜巻・虹・もやなど)
- 気温の観測時表記…午前10時00分ならば、午前10時00分時点の観測値
- 気温の観測…①地上1.5m、積雪がある場合は積雪面上1.5m、②日射や地表面からの輻射熱を避ける。③風通しの良いところ
- 観測機器…①ガラス製温度計、②金属製温度計、③電気式温度計(アメダスで使用)
- 最高気温と最低気温の定義…午前0時から24時間の観測極値
- 予想最高気温と最低気温…最低気温は0時から9時までで、最高気温は9時から18時までで
- 地上気温観測値で値の補正はしない。(ラジオゾンデでは、センサー部分への日射を考慮した補正が行われる。)
- 気温変化の根拠…放射平衡、水平温度移流、非断熱過程による過熱や冷却効果、地形効果(フェーン)
- 地上の気温は、地表面温度に大きく依存する。
- 海面温度の1日の変化は、0.1~0.2℃…ごくわずか
- 海上暴風…海面付近の暖水と深い部分の低温水の上下混合が盛んになり、海面温度が1,2℃下降
- 気温の日較差…雨<雲<晴、湿度高<湿度低(乾燥)、沿岸部<内陸部、夏や冬<春や秋
- 摂氏℃、華氏℉、絶対温度k…℃=5/9(℉-32)、0℃=32℉=273k
アイキャッチ画像は、https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kansoku/weather_obs.htmlから
コメント
> 0章の学習方法の章を除き、12章構成です。
> 今日は、1.地上気象観測の知識の気温観測の部分をまとめました。(以下省略)
こんなにもたくさんあるんですか?
AIとか科学技術が発達している現代において、「気象予報士」という資格が必要とは思えなくなりました。
それって、ネット通販でいらないものをポチってしまう自分を見ているようです。チガウカ?
1000人受けて7人しか通らないなんて…。
電気工事資格よりも使い道がない気がします。(農業や観光など天気に左右される職業を除く)
ぜひ、徒然様にはがんばって突破して欲しいものです。ホント
ある種の「老人受験生ゲーム」…新しいジャンルの開拓?…ではないかと思います。暇な老後に、時間はたっぷりとあるので、長く楽しめること間違いなし。
「ああ、そうだったのか!」
と、知的好奇心も満足させられる。
記憶力・判断力・集中力を鍛える=ボケない。
そういう「これこそ生涯学習」という世界に迷いこんでしまったのでしょう。役に立つ立たないは、関係のない世界なんでしょうね。
旅先でも、運転手つきの車の中やホテルでも、テキストと問題集とノートとボールペンがあれば勉強できます。