今日の天気

気象予報士

 今日は、一日雨の予報です。今日の速報天気図を見ると、紀伊半島から東に温暖前線が伸び、関東地方はその温暖前線の北側に位置しています。温暖前線は、冷たい空気塊の上に暖かい空気塊が上って行って、その北側に長い時間雨を降らせます。

 気象概況では、

 低気圧が四国付近にあって東へ進んでおり、前線が伊豆諸島付近を通って日本の東にのびています。
26日は、前線を伴った低気圧が急速に発達しながら、西日本から関東の東へ進むため、おおむね雨となり、北部の山地では寒気の影響を受けるため、雪の降る所があるでしょう。
27日は、高気圧に覆われて南部はおおむね晴れますが、寒気や湿った空気の影響を受けるため、北部は晴れ時々曇りとなる見込みです。

[FSAS24] アジア地上 24時間天気図

[FSAS24] アジア地上 24時間天気図を見ると、1002hPaだった低気圧は992hPaに発達しながら東に進んでいくようです。992hPaの北側(三陸沖)では、北北東の風30kt(約15m/s)が吹きそうです。

コメント

  1. 金太郎パパ より:

    > 今日は、一日雨の予報です。

     これは、世の天気予報ですね。
     この以降は、学習中の徒然様の判断した独自予報ってことなんでしょうか?

    > 27日は、「北部は晴れ時々曇り」となる見込みです。

     これが当たっているといいですね。
     北部って、関東北部ですよね。

  2. happy より:

     県の北部ということですね。

    現段階で、私の予報に関する実力は0に近い段階です。
    上の記事は、簡単に言えば2枚の天気図と実際に「天気概要」で示された予報の対応を確認しただけの話です。

    なので、アジア地上 24時間天気図と地上天気図から読み取れる情報をもとに、技能試験のトレーニングを進めるためのスタートラインに立つみたいなものです。

    技能試験では例えば、様々な高層天気図の情報(実測したデータをもとにコンピュータで作成した同じ気圧の等高度線や風速・風向・露点温度・湿域etc.)をもとに、「前線のライン」とか、「トラフ(気圧の谷のライン)」とか「ジェット気流のライン」とかを描きなさいという課題が出題されます。

    上のようなラインが分かることによって、たとえば「この低気圧は今、発達中なのかそれとも衰退していくのか?」ということが分かってきます。そのような、解析のプロセスを実線できるかどうかを試験で確認されるということです。

    天気図を見て、一つ一つの理論を正しく適用できるかどうか…分類すれば10以下のパターンになると思いますが…相当な練習量を要すると思います。