気象一般の中に、「温度風」という分かりづらい概念があります。温度風を徹底的に解説する (kishoyohoshi.com)にも取り上げられているので、理解に苦しむ受験生が多いのだろうと推察します。
分かりづらい部分をじっくりと取り組み理解していくこと…「もっと分かりやすく説明できないのかい?」という思いもありますが…が、脳トレチャレンジに重要なことだろうと思いつつ踏ん張ります。人に説明できるくらいにならないと、十分な理解ではないのです。
それで、自分なりに理解したので、ここに記録します。
風は、高さによって違った風向・風速になることがあります。たとえば、下層(800hPa)では南南西の風、上層(700hPa)では南西の風が吹いていたとします。
下の図は、下層の風向は①、それが上層になると③の風向になることを表しています。下層の空気が時計回り(①→②)しながら上昇していくということです。①の始点は、暖気側なので③の終点には暖かい空気が入り込んでいく暖気移流ということです。
下の図のように、反時計回りという状況もあります。下層の風①が上層で風③になるということは、反時計回り①→②の向きで上昇していきます。①の始点は寒気側なので、③の終点には寒気が入っていく寒気移流になりますね。
暖気移流と寒気移流のことを温度移流と言い、寒気移流があるときは時間の経過とともに気温が下降するようです。低気圧の東側は南風による暖気移流、西側は北風による寒気移流が卓越するようです。北半球では、低気圧が反時計回りですから当然と言えば当然ですね。
この暖気移流と寒気移流の差が大きいほど、温帯低気圧の顕著な発達が予想されるようです。おそらく、こういう内容の理解が実技試験対策につながっていくのだと思います。
コメント
> こういう内容の理解が実技試験対策につながっていくのだと思います。
チンプンカンプン…。
何をおっしゃっているのか全く分かりませんでした。
こんなことを理解していかないと合格は遠いってことなのか…。
この部分は捨てちゃっても他の部分で…。
(どこの部分・分野も難解なのかもしれませんけど。)
とてつもない遠い道のりのような気がします。
「挫折したほうがいいよ。」
というささやきが聞こえてきそうです。