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  • 那須 姥ヶ平 2022/10/11

あるがままを楽しむ

 完全退職後、6年が経ちました。「高齢者には、教育と教養が大切だ。」と言われます。教育とは、今日行くところ。教養とは今日の用事。 

 今日は、そして明日は、どこへ行くのか・何の用事をこなすのか?

 そんなことを考えながら、積極的に新しい体験を求め追い続け6年が経ちました。どちらかと言えばそれを急ぎすぎた感じもします。6年間の中で3年あまりの年月は、新型コロナウイルス感染症に制約を受けましたが、6年間でいろいろな体験をさせていただきました。

 以前、「自分の心のおもむくままに、「あるがまま」の自分を認めて、その時間を楽しむ。

という言葉を書きましたが、このスタンスは、まだ変わりません。それでよいのではないかということです。

上の写真は、京都哲学の道に建っている西田幾多郎先生の石碑です。「人は人、吾はわれなり、とにかくに吾行く道を吾は行くなり」碑文には、「人生の指針」と記されています。

 とにかく自分の道を進むということ、それ以上に価値あることはなさそうです。その道は、自分を拠り所とした道です。

先へと進む

「過ぎたるは追わぬ、心残さず捨てていく。そして、先へと進む」

この言葉は、2018/5/8に金沢の鈴木大拙館https://www.kanazawa-museum.jp/daisetz/で出会った言葉です。

余計なことに心を煩わされることなく、歩むことなのでしょうが、それがなかなかできないのが生身の人間ということでしょうか。

 西田幾多郎先生と鈴木大拙先生の考え方には、似たような所があります…と調べて見たらしっかり交流があったんですね。

慈しみ

一切の生きとし生けるものは
幸福であれ 安穏であれ 安楽であれ
一切の生きとし生けるものは幸であれ
何びとも他人を欺いてはならない
たといどこにあっても
他人を軽んじてはならない
互いに他人に苦痛を与えることを望んではならない
この慈しみの心づかいをしっかりとたもて

上記は、東方学院院長 中村 元 先生の墓所に建つ「ブッタのことば」の碑の文言です。

他人に苦痛を与えることなく、慈しみの心づかいをたもって過ごしたいものです。

後悔を生かすこと

無心になった気分で、花の回りの草取りなどをしていると、いろいろな妄想が浮かんできます。これは無心とはほど遠い状態かもしれませんが…。

「後悔先に立たず」
という言葉があります。これは無駄だからやめたほうがいいよと教えです。
一方、
「過ちを正さないのが、過ちである。」
という言葉もあります。

後悔したことを教訓とし、それをどのように生かすかというポジティブな思考が浮かんできました。
だから、何?

ネットで
「後悔」することで得られるたった1つの学び

https://www.lifehacker.jp/article/2203-how-to-live-with-regret-and-learn-from-it
というのを見つけました。
ここでは、「自己研鑽のチャンス」「学びのチャンス」と書かれています。

※自分には、まだまだ、修行が足りない。
 だから、積極的に学びの世界に進んでいくぞ!
 そういう姿勢を保っていきたいものです。