いよいよ、学科専門の問題に取り組みます。

a 正 気象庁では、風車型風向風速計を使い、0.1m/sの単位まで観測。地上実況通報式(SYNOP 電文形式気象通報)で、風速はノットを使い2桁の数値で通報するようです。(根拠:国際気象通報式 第8版)「その1の位まで通報する」というのが、ひっかけぽいですね。
国際気象通報式とは
国際気象通報式(International Meteorological Code)は、世界中の気象データを標準化して交換するための規則です。これにより、異なる国や地域の気象機関が統一された形式でデータを収集し、共有することができます。具体的には、地上観測、上空観測、海洋観測などのデータを含み、これらのデータは気象予報や気候研究に利用されます。
国際気象通報式は、世界気象機関(WMO)によって制定されており、気象データの正確性と一貫性を確保するための重要なツールです。これにより、気象予報士や研究者が信頼性の高いデータを基に予測や分析を行うことができます。
b 誤 「10分間平均風速」とは、風の強さと目安について詳しく解説します | 気象予報士のぶやんの学習帳
- 平均風速とは、前10分間の平均の風速をいいます。
- 瞬間風速とは、前3秒間の平均の風速をいいます。
c 誤 気象庁風速階級表(気象庁「気象観測の手引き」)があるようです。ビューフォート風力階級 – Wikipediaこれによると、静穏と表現される風速は「0.0~0.3m/s」のようです。これは、記憶ですね。
d 誤
正解は③

※「ドップラー速度は、観測点から遠ざかる方向を正とし」なので、これをよく理解すること。
- 時刻Aの方向:北方向で4なので4の速度で遠ざかってる、西方向で4なので4の速度で遠ざかっている。つまり、北西に遠ざかっているので、南東の風が吹いていることが分かる。
- 時刻Bの方向:北方向に5の速度で遠ざかっているので、南風が吹いていることが分かる。
- 時刻Aと時刻Bの風速の大小関係:Bは5そのまま。時刻A南東向きの速度は、北4と西4のベクトルの和で表されるので4√2 √2=1.4なので、A=5.6 よって A>B
正解は①

a 誤 周波数のずれではなくて、送信周波数と受信周波数のずれが正解
b 誤 送信された電波は、強い降水域を通過するときに減衰するので強まるではなく弱まる
c 誤
異常伝搬とは?
異常伝搬とは、気象レーダーの電波が通常の伝搬経路から大きく外れる現象のことです。通常、電波は直進しますが、大気の屈折率の分布状態に応じて電波が曲げられることがあります。この現象を異常伝搬と呼びます。例:上空に逆転層などがあるとき
異常伝搬が発生すると、降水がない場所に強いエコーが現れることがあります。これは、電波が地表面や構造物に当たって反射するためです。異常伝搬は、特に高気圧内の下降気流や夜間の放射冷却、海陸風による温度の異なる空気の移流などの気象条件で発生しやすいです2。
この現象は、気象レーダーを用いた観測の特性上避けられないものであり、データの品質管理において完全に取り除くことはできません。
上空の逆転層とは?
逆転層(ぎゃくてんそう)とは、通常の大気の温度変化とは逆に、高度が上がるにつれて気温が上昇する層のことです。通常、大気の温度は高度が上がるにつれて低下しますが、逆転層ではこの逆の現象が起こります2。
逆転層は、特に夜間の放射冷却や高気圧の下降気流などの条件で形成されやすいです。この層が存在すると、地表付近の大気がトラップされ、霧やスモッグが発生しやすくなります。また、逆転層は音や電波の伝播にも影響を与えることがあります2。
逆転層の存在は、気象予報や大気汚染の予測において重要な要素となります。例えば、逆転層があると大気の混合が抑制され、汚染物質が地表付近に滞留しやすくなります
d 誤
二重偏波気象ドップラーレーダーとは?
二重偏波気象ドップラーレーダーは、気象観測において非常に重要な装置です。このレーダーは、水平偏波と垂直偏波の2種類の電波を同時に送受信することで、降水の強さや種類(雨、雪、雹など)を高精度に測定できます。強い雨に対して反射波の水平偏波と垂直偏波の位相のずれを用いて、弱い雨に対しては反射波の振幅を用いて雨の強さを推定している。

正解は⑤ すべて誤 ※これも知識ですね。

a 正 データの同化については、1_3.pdfに載っています。
b 正
c 誤 数値予報モデルで精度を上げるために、鉛直方向の層の間隔を水平格子間隔よりも小さくする必要がある。

正解は②

a 正
b 正
c 正
d 誤
正解は④

a
b
c
d

a
b
c
d











コメント
青のマーカーとピンクのマーカーの使い分けを教えてください。
考えてみたんだけどわかりませんでした。
その時の気分じゃないですよね。