もう少しで、実技試験の問4が終わりそうです。本番では75分でクリアしなければならないテストが、3日かかってもまだ終わらないのです。何という世界に入り込んだのでしょうか。(笑)
今回は、「はじめての鉛直断面図」への取り組みです。(62回実技問4)
問4
図13はメソモデルによる尾鷲を通る北西~南東走向の鉛直断面図(断面の位置は図9を参照)で、左は尾鷲で雨が強まる前の12日18時、右は低気圧が接近して尾鷲で雨が強まった時間帯に近い13日3時の状態を示す。この図を用いて以下の問いに答えよ。
ただし、図13では、東経136.25°を尾鷲の位置とする。
(1)図13を用いて、以下の問いに答えよ。
① 図13(左)を用いて、12日18時の尾鷲上空の950hPaと800hPaの風を風向は16方位、風速は5ノット刻みで読み取り、それぞれの風のベクトルを解答図に原点Oを始点として950hPa は実線の矢印、800hPa は破線の矢印で記入せよ。そして、それらを地衡風とみなして、同じ解答図上に950hPa~800hPaの層の温度風ベクトルを二重線の矢印で記入せよ。
② 図13(右)を用いて、13日3時の尾鷲上空の950hPaと800hPaの風のベクトルと950hPa~800hPa の層の温度風ベクトルを、①と同様の方法で解答図に記入せよ。

図の中で、緑の円で囲んだ部分に矢羽根が描かれています。それを読むと、①12日18時は950hPaが南南東10ノット、800hPaが南南西25ノット、これをレーダーチャートのような図に指示されたように書き込みます。②も同様に13日3時の図から、950hPa南東30ノット800hPa50ノットを読み書き込みます。温度風ベクトル:「学科一般で悩んだ概念が、今ここで具体的な姿を現しました。感動です!」
(2)(1)の結果を基に、以下の問いに答えよ。
①12日18時および13日3時の尾鷲上空950hPa~800hPaの層における平均気温の場について、尾鷲から見た高温側の方向をそれぞれ8方位で答えよ。ただし、温度がほぼ一様の場合は「一様」と答えよ。
尾鷲から見た高温側の方向?ここでピンとこないと終了ですね。直前に登場した「温度風ベクトル」と来たら、即、「高温部を右に見て吹く」合い言葉のように出てくるようにしておくべきです。
よって、12日18時には尾鷲から温度風ベクトルが北東向きなので、尾鷲を始点と考えて右回り90°の南東側が高温側となります。同様にして13日3時も、温度風ベクトルが北東向きなので、南東側が高温側となります。
② 尾鷲上空950hPa~800hPaの層における平均気温の水平温度傾度が大きいのは「12日18時」と「13日3時」のどちらか答えよ。そして、その理由を20字程度で述べよ。
(3)図13(左)を用いて、12日18時の尾鷲を挟んだ東経136.0° ~136.3° の領域について、以下の問いに答えよ。
①この領域での下層の上昇流分布の特徴について、地形と下層風の関係を基に25字程度で述べよ。



コメント