温度風をマスターせよ!【計算問題】

気象予報士試験過去問【計算問題】

温度風…これは、すっきり理解しておいて問題を捌かないとならない概念です。

今日は、過去問4問とテキストとYouTubeとを総動員して、理解を深めました。

学習したことを、再度まとめなおして定着を図りたいと思います。

温度風の基本として上の図(a) (b)に描かれていることが説明できなければなりません。

(a)は、北半球で暖気側から寒気側に向かって、下層と上層で違った風向で風が吹いている状態です。このとき温度風は温度風⇒の方向に吹いています。この温度風は、等温線に平行に北半球では低温部分を左に見て吹きます。南半球では、右に見て吹きます。

(b)は、北半球で寒気側から暖気側に向かって、下層と上層で違った風向で風が吹いている状態です。この温度風も、等温線に平行に北半球では低温部分を左に見て吹きます。

暖気移流・寒気移流の観点でみると、北半球では(a) は時計回りで暖気移流、(b)は反時計回りで寒気移流ということになります。

過去問一般58回問6 寒気移流・温度風での寒暖・水平温度勾配

図は北緯45°にある2つの地点(a)、(b)と南緯45°にある2つの地点(c)、(d)の850hPaと700hPaの高度の風をベクトルで示したものである。この4地点の850hPaから700hPaの層について以下の3つの条件、ア 寒気移流場である、イ 平均気温が西側の方が高い、ウ 水平温度勾配が最も大きい、をすべて満たすものを、下記の1~5の中から1つ選べ。
ただし、風は地衡風で、静力学平衡が成り立ち、850hPa から700hPa にかけての風向の変化は90°以内である。また、風のベクトルの大きさを示す目盛りの間隔はすべて等しいものとする。

ア 寒気移流場の観点から吟味。北半球では反時計回りが寒気移流です。(a)は、時計回りなので暖気移流×。(b)(c)(d)はOK。

イ 平均気温が西側の方が高いから吟味。(b)は西から東(低温側から高温側)に向かって吹いているので却下、

イ 平均気温が西側の方が高いから吟味。

(b)は西が寒気側なので却下、

(c)は南半球、時計回りで西から東への寒気移流。南が寒気側なので却下

(d)は南半球、時計回りで東から西に向けての寒気移流なので、西が暖気側

ウ 水平温度勾配が最も大きい (d)はマス目4つ分なので、水平温度勾配が最も大きいのでOK

過去問一般55回問7 水平気圧傾度力・水平移流・平均気温の水平傾度

図は北半球の同じ緯度にある地点A,地点B,地点Cそれぞれの850hPaと700hPaの高度の風について,横軸uを東西方向の東向き成分,縦軸vを南北方向の北向き成分としてベクトルで示したものである。この図について述べた次の文(a)~(d)の正誤の組み合わせとして正しいものを,下記の1~5の中から1つ選べ。ただし,風は地衡風とし,850hPa から700hPaにかけての風向の変化は180°以内とする。

(a)地点Aでは,850hPaで地点B,Cに比べ最も水平気圧傾度力が大きい。
(b)地点Bでは,850hPa と700hPaの間の平均気温は水平移流により上昇傾向にある。
(c)地点Cでは,850hPaから700hPa にかけて寒気移流場である。
(d)地点A~Cのうち,850hPaと700hPaの間の平均気温の水平傾度が最も大きいのは地点Aである。

過去問一般54回問4 風ベクトル

図は,北緯30°に位置する点Aおよび点Bの,850hPa面と500hPa面における風を表したものであり,各図の風ベクトルは同じ縮尺で描いてある。850hPaでは,点A,点Bともに同じ強さの南風である。点Bにおける850hPaと500hPaの間の平均気温(K)の温度勾配の大きさは,点Aの温度勾配の大きさの半分で,勾配の向きはいずれも同じである。このとき,点Bの500hPaの風ベクトルとして正しいものを下図の中の1~5の中から1つ選べ。ただし,ここでは温度風の関係が成立するものとする。また,風べクトルは,いずれも小円の中心から矢印の先までで表されるものとする。

過去問一般52回問7 等圧面の高さと気層の平均気温

下図は静力学平衡と地衡風平衡が成り立つ北半球中緯度の大気における850hPa等圧面の等高度線図であり,南の方が高度が高い。一方,500hPa等圧面では,全域で同じ風速の南風が吹いている。このとき,次の文(a)~(d)の正誤について,下記の1~5の中から正しいものを一つ選べ。ただし,850hPa 等圧面から500hPa 等圧面にかけての風向の変化は180° 以内とする。

(a)850hPa 面の風速の絶対値は,南側ほど大きい。
(b)850hPa面と500hPa面の間の気層の平均気温は,東西方向で比較すると東側ほど高い。
(c)850hPa面と500hPa面の間の気層の平均気温は,南北方向で比較すると北側ほど高い。
(d)850hPa面と500hPa面の間の気層では,平均すると暖気移流となっている。

コメント

  1. 金太郎パパ より:

    > 温度風の基本として上の図(a) (b)に描かれていることが説明できなければなりません。

     理解したつもりで問題にあたってみたら…
     全くわかりません。
     全滅でした。

     それをきちんと説明できるってことは、すんばらしいです