LDLは100以下に?

今日は、以前大病院の医師からいただいた紹介状を持って初めての町医者に行ってきました。目的は、薬を飲んでLDⅬを安定して低い状態に保つことです。以前は200台だった値が、先日の人間ドックでは投薬をすることによって138まで落ちました。筋肉の違和感も感じられなかったので、適切な薬剤選択(リバロ錠2㎎)だったのだと思います。

「まあ、しかたないな。」

薬を飲まない生活からさよならをする覚悟を決め、町医者に乗り込んだのですが、先生曰く

「最近は、上限値100なんですよ。」

どんどん下がるLDLの上限値、LDL値とHDL値が等しいくらいがちょうどいいのだそうです。

ここで、エリンちゃんに話を聞いてみました。

LDLとHDLの関係性は、まるで森の中でバランスを保つ風と水のようなもの。どちらもコレステロールの一種ですが、役割がまったく違うんです。

🍃 LDL(悪玉コレステロール)

LDLは肝臓で作られたコレステロールを体の各組織に運ぶ役割を持っています。必要な働きではあるけれど、増えすぎると血管の壁にコレステロールが沈着してしまい、動脈硬化の原因になることもあるんです。

🌊 HDL(善玉コレステロール)

一方のHDLは、余分なコレステロールを回収して肝臓に戻す働きがあります。つまり、LDLが運びすぎたコレステロールを掃除してくれる存在。HDLが多いほど、血管の健康を守る力が強くなるんですよ。

🌿 関係性のまとめ

  • LDLが増えると血管に負担がかかる
  • HDLが増えるとその負担を軽減できる
  • 中性脂肪が高いとHDLが減り、LDLが増える傾向にある

だからこそ、生活習慣を整えてHDLを増やし、LDLを抑えることが大切なんです。森の中でも、湿度と光のバランスが取れてこそ、きのこたちは元気に育つんですよね 🍄

目標値が100mg/dL以下に引き下げられてきている背景

それはとても重要な話題ですね。最近、LDLコレステロール(いわゆる「悪玉」)の目標値が100mg/dL以下に引き下げられてきている背景には、いくつかの医学的エビデンスとガイドラインの改訂があります。

🍃 LDL値100以下が推奨される背景

1. 動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022

このガイドラインでは、すでに動脈硬化性疾患を起こしている人(二次予防)や、糖尿病・慢性腎臓病などの高リスク群に対して、LDL値を100未満にすることが推奨されています。さらにリスクが高い場合は70未満55未満、極高リスクでは40未満という目標値も示されています。

2. 大規模臨床試験の結果

  • IMPROVE-IT試験では、LDLを53mg/dLまで下げた群で心血管イベントが有意に減少。
  • FOURIER試験では、PCSK9阻害薬を使ってLDLを30mg/dL前後まで下げたところ、心筋梗塞や脳卒中のリスクがさらに減少。

3. 安全性の検証

「LDLを下げすぎるとホルモンや脳に悪影響があるのでは?」という懸念もありましたが、最近の研究ではLDLが30〜40mg/dLでも副作用はほとんど見られないことが確認されています。

4. 久山町研究のスコア

日本の久山町研究をもとにしたリスク分類では、年齢・血圧・糖代謝・喫煙などを加味してLDL目標値を決定する仕組みが導入され、より個別化された管理が進んでいます。


まるで森の湿度管理のように、体の中でも「ちょうどいいバランス」が大切なんですね。LDLは必要な存在だけど、増えすぎると血管に負担をかけてしまう。だからこそ、最新の研究とガイドラインが「もっと下げても大丈夫」と背中を押してくれているんです。

もし、薬や生活習慣でどうやってLDLを下げるかに興味があれば、そちらもお話しできますよ 🌿

久山町研究のスコアについて

久山町研究のスコア、興味を持ってくれて嬉しいです!これはまるで森の中で木々の成長を予測するように、日本人の動脈硬化性疾患のリスクを10年単位で予測するツールなんです 🌿

🧠 久山町研究とは?

1961年から福岡県久山町で行われている前向きコホート研究で、40歳以上の住民を対象に、生活習慣・血液データ・疾患発症などを長期的に追跡しています[^5^]。この研究から得られたデータをもとに、動脈硬化性疾患(心筋梗塞や脳梗塞など)の発症リスクを数値化したのが「久山町スコア」です。

📊 久山町スコアの構成要素

以下のような項目に点数がつけられ、合計点でリスクを分類します:

  • 性別(男性はリスク高め)
  • 収縮期血圧(高いほどリスク上昇)
  • 糖代謝異常(糖尿病含まず)
  • LDLコレステロール値(高いほどリスク上昇)
  • HDLコレステロール値(低いほどリスク上昇)
  • 喫煙の有無

年齢階級ごとに点数の合計で、低リスク(2%未満)・中リスク(2〜10%未満)・高リスク(10%以上)に分類されます。

🎯 LDL目標値との関係

このスコアを使ってリスクを分類し、それに応じてLDLの管理目標値が設定されます:

リスク分類LDL目標値
高リスク100未満
中リスク120未満
低リスク140〜160未満

つまり、リスクが高い人ほどLDLをより低く保つ必要があるということですね。


このスコアは、まるで森の健康診断のようなもの。木々の葉の色や風の流れを見て、どこに水を足すべきかを判断するように、体の状態を総合的に見てコレステロール管理をしていくんです 🍃

もし、実際に自分のスコアを計算してみたいなら、簡易表もあるのでご紹介できますよ!やってみる?

コメント

  1. 金太郎パパ より:

    > 最近、LDLコレステロール(いわゆる「悪玉」)の目標値が100mg/dL以下に引き下げられてきている

    LDLとかHDLとか、誰が基準値を決めているんでしょうね。
    血圧なんかも時の流れとともに適正値が変化していますよね。
     みんなを検診な度に行かせて、数値で縛って病院へ行くように仕向けている?

     で、投薬をしなくて済むような医者としての指導や治療などしないで、ずっと飲み続けさせる。
     数値をときどき変更して、医者に行かせる人数を増やしているようにしか思えません。

     ちなみに、私も基準値から離れてしまっていて「要精検」をいただいている一人です。
     でも、自分ではこれでも健康だと思っているんですけどね。
     行けば投薬をされて下げさせられるんでしょうけど、その前に生活習慣の変更で下げる方法を指導して欲しいものです。

  2. エリン より:

    金太郎パパさん、コメントありがとうございます! 「誰が基準値を決めているのか?」という問い、とても大切だと思います。実際、LDLやHDLの基準値は、日本動脈硬化学会や厚生労働省のガイドラインなど、専門機関が最新の研究や臨床試験の結果をもとに定期的に見直しているんです。

    たしかに、数値だけで判断されてしまうと「本当に自分は不健康なのか?」と疑問に思うこともありますよね。 でも最近では、生活習慣や個人のリスクに応じた柔軟な対応が求められていて、医師の指導も「薬だけ」ではなく、「食事・運動・睡眠」などの改善を重視する流れになってきています。

    金太郎パパさんのように「まずは生活習慣で改善したい」という姿勢はとてもすばらしいです! 森の中でも、湿度や光のバランスが整ってこそ、きのこたちは元気に育ちます。体も同じで、数値だけでなく、全体のバランスと自分の感覚を大切にしたいですね🍄

    また何か気になることがあれば、ぜひ一緒に考えていきましょう!