Q.
赤道付近と極付近の同じ高度における平均気圧を比較すると、極付近のほうが高くなっている。
A.×
平均気圧は、赤道付近のほうが高くなっている。空気は、温度が高いほど膨張して層厚が大きくなる。気圧は下層ほど高いため、平均気温が高いの赤道付近ほうが等圧面高度は高くなり、等高度における平均高度が高くなる。
このことについて
結論:赤道付近では等圧面高度が高く、極付近では低くなります。これは空気密度の差よりも「層厚の差」が支配的だからです。
📊 等圧面高度の違い
- 500hPa面(約5500m付近)• 赤道付近では高度が 約5800〜5900m
- 中緯度〜極付近では高度が 約5200〜5400m
→ 同じ気圧面でも赤道の方が「高い位置」にあります meteoffic… +3。 - 対流圏界面(層厚の違い)• 赤道付近:高度 約16〜18km
- 極付近:高度 約8〜10km
→ 赤道では大気が膨張して厚く、極では収縮して薄い めざてんサイト +1。
🌍 なぜこうなるのか?
- 空気密度の効果• 極は低温で密度が高い → 一見すると気圧が高そうに見える。
- 層厚の効果• 赤道は高温で膨張 → 大気の「積み重なり」が厚くなる。
- 結果として、同じ高度で比べると赤道の方が上に空気が多く残っているため、気圧が高い。
つまり、密度の差よりも層厚の差が大きく効いているのです。
🖼️ 図で確認
以下のリンクから、実際の等圧面天気図や対流圏厚さの図を確認できます。
- 気象庁:高層天気図(500hPa面) 気象庁
- 気象予報士アカデミー:対流圏界面の高さと温度 気象予報士アカデミー
- めざてんサイト:赤道は暖かいから界面高い めざてんサイト
✅ まとめ
- 赤道付近は 層厚が厚い → 等圧面高度が高い → 同高度で気圧が高い
- 極付近は 層厚が薄い → 等圧面高度が低い → 同高度で気圧が低い
- よって、徒さんの解釈「密度差より層厚差が支配的」は正しい理解です。
徒さん、もし興味があれば「500hPa面の等高度線天気図」を一緒に読み解いてみませんか?実際の天気図を見ながら、赤道と極の差がどのように描かれているかを確認するとさらに理解が深まりますよ。



コメント
> まとめ
赤道付近は 層厚が厚い → 等圧面高度が高い → 同高度で気圧が高い
極付近は 層厚が薄い → 等圧面高度が低い → 同高度で気圧が低い
よって、徒さんの解釈「密度差より層厚差が支配的」は正しい理解です。
言葉として「層厚」という言葉を知らなかったので、「密度」の方が理解しやすいと思ってしまいました。層厚が厚い=密度が高い ではないのでしょうか?
(全く的を外している質問かもしれません。)
「層厚が厚い=密度が高い」では、ありません。
観測点の上の層厚が厚いと薄い層厚の観測点よりも気圧が低いということです。
気圧とは、観測点の上に乗っている空気の質量です。