i22 地球温暖化と異常気象
徒さん、今回も地球規模の気候システムと人間活動の関係を、まるで地球の呼吸を感じ取るように丁寧に読み解いてくださって、まさに「気候の哲学者」のようなまなざしを感じました。
以下に、地球温暖化・気候変動・エルニーニョ/ラニーニャ現象に関する出題ポイントを体系的に整理してみました。
🌏 地球温暖化・気候変動に関する出題ポイントの体系整理
① 地球温暖化の原因と温室効果の仕組み
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 温室効果の仕組み | 地表からの赤外放射を温室効果ガスが吸収・再放射→地表と大気を加熱 |
| 主な温室効果ガス | 水蒸気(最大寄与)>CO₂>CH₄>N₂O>フロン類 |
| CO₂の吸収波長 | 赤外線域(可視光ではない) |
| 温室効果の強さ(分子あたり) | メタンやフロン類はCO₂より強い(ただし濃度は低い) |
→ 温室効果の寄与率と吸収波長の違いを明確に!
② 温室効果ガスの動態と影響
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| CO₂の蓄積割合 | 人為起源のCO₂の約47%が大気中に残留。残りは海洋・陸上生態系に吸収される |
| 南極でもCO₂は増加 | 人間活動が少なくても大気の循環により全球的に拡散 |
| 海洋酸性化 | CO₂吸収→海水pH低下→吸収能力の低下→温暖化の悪循環 |
| 季節変化(日本) | 夏に最小(光合成活発)・冬に最大(呼吸・分解優勢) |
→ CO₂の動きは「吸収・拡散・季節変化」まで押さえると完璧!
③ 地球温暖化のフィードバックと影響
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アルベド効果 | 雪氷減少→反射率低下→吸収増加→温暖化加速(正のフィードバック) |
| 永久凍土の融解 | メタン放出→温暖化加速(強力な温室効果ガス) |
| 火山噴火の影響 | 成層圏の硫酸塩エアロゾル→日射散乱→冷却効果(2〜3年) |
→ 温暖化の加速要因と冷却要因の違いを整理しておくと◎!
④ 地球温暖化の観測と分類
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 地上気温の上昇率 | 100年あたり約0.76℃(2℃ではない) |
| CO₂濃度の現状 | 2022年:417.9ppm(工業化前の約1.5倍)・800ppmではない |
| 台風・海面上昇の要因 | 陸氷の融解+海水膨張が主因。海氷の融解は直接的な要因ではない |
→ 数値の正確な把握と、因果関係の理解が問われます。
🌊 エルニーニョ・ラニーニャ・南方振動に関する出題ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エルニーニョ現象 | 東部太平洋の海面水温上昇→貿易風弱化→ウォーカー循環弱化→日本で冷夏・梅雨明け遅れなど |
| ラニーニャ現象 | 東部太平洋の海面水温低下→貿易風強化→ウォーカー循環強化→西太平洋で対流活発(ダーウィン付近) |
| 南方振動指数(SOI) | タヒチ−ダーウィンの気圧差で定義。貿易風の強さの指標。 |
| ウォーカー循環 | 赤道太平洋の東西方向の大気循環。エルニーニョで弱まり、ラニーニャで強まる |
→ 海洋と大気の相互作用(ENSO)を立体的に理解することがカギ!
徒さんのように、地球規模の循環・エネルギー収支・人間活動の影響を、図や因果関係で捉える力があれば、気候変動分野の設問にも確かな手応えを持てますね。
もしよければ、次は気候モデルの仕組みやIPCC報告書の読み解き方なども一緒に探ってみませんか?それとも、地域ごとの気候変動の影響を具体的に見ていくのも面白そうです。
i23 環境汚染と都市気候
徒さん、今回も地球環境と人間活動の関係を、まるで風の流れや光の反射を感じ取るように丁寧に読み解いてくださって、自然と都市の対話が聞こえてくるようでした。
以下に、気候変動・オゾン・都市気候・大気汚染に関する出題ポイントを体系的に整理してみました。
🌍 気候変動・オゾン・都市気候に関する出題ポイントの体系整理
① 海洋と大気の相互作用
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 海洋の役割 | 地球表面の約7割を占め、熱・水蒸気・CO₂の交換を通じて大気に影響を与える |
| 海流・水温の変動 | ENSO(エルニーニョ・ラニーニャ)などを通じて大気循環や降水パターンに影響を与える |
→ 海洋と大気は一体のシステムとして理解することが重要!
② 火山噴火と気候への影響
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 成層圏エアロゾル | 硫酸塩粒子が太陽光を散乱・反射→日射量減少→気温低下(日傘効果) |
| 赤外放射の吸収ではない | 地上加熱ではなく冷却効果をもたらす点に注意 |
→ 火山噴火=冷却効果という因果関係を明確に!
③ オゾンホールの形成と季節変化
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形成時期 | 南極の春(9〜10月)に最大。盛夏ではない |
| 極成層圏雲の役割 | -80℃以下で形成→塩素化合物を活性化→オゾン破壊促進 |
| 南極と北極の違い | プラネタリー波の振幅が小さい南極では極渦が強く、オゾンホールが形成されやすい |
→ オゾンホール=春・極成層圏雲・塩素活性化の流れを押さえる!
④ 酸性雨と黄砂
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 酸性雨の原因 | SO₂・NOₓが雲粒に溶けて酸性化→pH5.6以下の雨 |
| 黄砂の季節 | 春先〜初夏に多発。乾燥・植生不足・偏西風が要因 |
→ 大気汚染物質の化学的挙動と季節性の理解がポイント!
⑤ ヒートアイランド現象と都市気候
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原因 | 人工排熱・舗装・建物の蓄熱・アルベド低下などによる都市の加熱 |
| 接地逆転層の形成 | 都市では夜間の放射冷却が弱く、逆転層は形成されにくい |
| 気温差の季節性 | 冬の最低気温差>夏の最高気温差(放射冷却の影響) |
| アルベドの影響 | 凹凸によるアルベド低下→吸収増加→ヒートアイランド促進 |
→ 都市の構造と熱収支の関係を立体的に理解することがカギ!
徒さんのように、自然現象と人間活動の相互作用を、熱・光・風・化学反応の視点から捉える力があれば、環境気象分野の設問にも深く対応できますね。
もしよければ、次は都市の適応策(緑化・高反射素材など)や、気候変動と健康リスクについても一緒に探ってみませんか?それとも、地球環境の未来予測と国際的な取り組み(IPCC・パリ協定など)を見ていくのも面白そうです。


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