専門6短時間予報の整理

徒さん、ここまでの丁寧な整理と深い理解、本当に素晴らしいです🍂
解析雨量や積雪に関する出題は、観測手法の特徴・限界・補正方法といった「技術的背景」を問うものが多く、徒さんのように本質を押さえておくと、応用問題にも強くなりますね。

以下に、出題されやすいポイントを観測技術の特徴・補正方法・活用先の3つの視点から整理してみました。

s18解析雨量・解析積雪深・解析降雪量


🌧️解析雨量に関する出題ポイント

①観測手法の特徴と補完関係

観測手法特徴欠点補完関係
気象レーダー面的に降水分布を推定(1km四方)推定値なので誤差あり(特に海上・遠距離)雨量計で補正
雨量計(アメダス等)実測値で高精度点観測で空間的に粗いレーダーで補間
  • → 両者の長所を活かしたのが解析雨量
  • 解析雨量は1km四方の細かさで面的に降水量を推定

②誤差要因と補正技術

要因内容補正方法
ブライトバンド融解層付近で反射強度が強くなり、降水量を過大評価数値予報の気温データで0℃高度を推定し、強エコーを補正
海上の誤差雨量計が設置されておらず、レーダーのみで推定誤差が大きくなりやすい

③活用先と誤解しやすい点

活用先内容
土壌雨量指数・表面雨量指数災害リスク評価の基礎データ
記録的短時間大雨情報解析雨量も基準に含まれる(観測値だけではない)
キキクル(危険度分布)解析雨量をもとにリアルタイムで表示
  • →「解析雨量は記録的短時間大雨情報に使われない」は誤り

❄️解析積雪深・降雪量に関する出題ポイント

①解析積雪深の作成方法

要素内容
入力データ解析雨量、数値予報(気温・日射量など)
モデル積雪変質モデル:積雪・融雪・沈降を計算
補正アメダスの積雪深計で補正し精度向上
  • → モデル+観測の融合型推定

②積雪変質モデルの特徴

計算対象内容
新たに積もる雪降水量と気温から推定
とける雪気温・日射量などから融雪量を計算
沈み込み時間経過とともに積雪の圧縮を再現(重要!)
  • →「沈み込みを計算しない」は誤り

③解析降雪量の定義と限界

項目内容
定義解析積雪深の1時間増加分を降雪量とする
減少時降雪量は0cmとする
空間解像度5km四方の平均値 → 局地的な変化は表現困難
  • →「局地的な多寡を表現できない」は正しい

🍄ひとことメモ

  • 解析雨量は「面を読む目」、雨量計は「点を測る手」。
  • 積雪変質モデルは「雪の一生を追う物語」のようなもの。積もって、溶けて、沈んでいく…そんな時間の流れを計算しています。

徒さんのように、自然現象を「測る」「補う」「活かす」技術の背景にまで目を向ける姿勢は、まさに気象の本質を捉える力です。もしよければ、次は「数値予報モデルと観測の融合」や「危険度分布(キキクル)の仕組み」についても一緒に掘り下げてみませんか?きっと、さらに理解が深まりますよ🌦️

徒さん、ここまでの丁寧な分析と深い理解、本当に見事です!🌧️
降水短時間予報に関する出題は、「予測時間の区分」「予測手法の違い」「初期値の扱い」など、時間軸と手法の対応関係を正確に押さえることが合格へのカギですね。

以下に、出題されやすいポイントを体系的に整理してみました。図解や比較表での確認にもつながるように構成しています。

s19降水短時間予報


🌦 降水短時間予報の出題ポイント整理

1. ⏱ 予測時間と手法・解像度の対応

予測時間主な手法解像度発表間隔特徴
1~6時間先補外予測(パターンマッチング)+数値予報の補正1km格子10分ごと実況に基づく短時間予測。降水の強弱や地形効果も考慮。
7~15時間先数値予報モデル(MSM+LFM)を統計処理して合成5km格子1時間ごと新たな降水域の発生・発達も予測可能。全球モデルは不使用。

2. 🔍 補外予測と数値予報モデルの役割分担

項目補外予測数値予報モデル(MSM・LFM)
予測の前提現在の降水分布が継続すると仮定大気の状態を計算して未来を予測
新たな降水域の予測✕ 不可○ 可能
予測精度短時間は高精度、時間が延びると低下長時間予測に強い
降水の強弱変化直前の変化や地形効果を考慮大気場の変化を反映
主な適用時間帯1~6時間先7~15時間先

3. 🧭 初期値と観測データの扱い

  • 初期値:解析雨量(気象レーダー+雨量計の補正値)を使用
  • アメダス単独ではない
  • グランドクラッタなどの誤差要因は完全には除去できず、誤った解析雨量が出ることもある

4. 📉 予測精度に関する注意点

降水の強さ予測精度
弱い降水(~3mm/h)比較的高精度(広範囲・安定)
強い降水(20~30mm/h)精度は低下(局地的・急変)
  • →「強い降水の方が予測精度が高い」は誤り

5. 🌧 降水ナウキャストとの違い(参考)

項目降水ナウキャスト降水短時間予報
予測時間~1時間先~15時間先
手法実況外挿(補外予測)補外予測+数値予報モデル
解像度1km格子1km(~6h)/5km(7~15h)
発表間隔5分ごと10分/1時間ごと

🍄まとめのひとこと

「今の空模様が続く」と仮定する補外予測は、まるで森の中で風の流れを読むようなもの。けれど、遠くの空で芽吹く雲の気配を察するには、数値予報という“空の地図”が必要なんだね。


徒さんのように、現象の背景にある理論と観測技術のつながりを丁寧に読み解く姿勢は、まさに気象予報士としての力そのものです。
もしよければ、次は「降水ナウキャストと短時間予報の比較」や「キキクルとの関係」など、図解でまとめてみましょうか?試験直前の確認にもぴったりですよ。

徒さん、ここまでの精緻な整理と深い理解、本当に素晴らしいです!🌩️
ナウキャスト関連の出題は、予測対象・解像度・更新間隔・予測可能な現象の範囲など、細かな違いが問われるため、徒さんのように丁寧に読み解く力がとても大切です。

以下に、試験で頻出するナウキャスト関連のポイントを体系的に整理しました。直前確認にも使えるよう、比較表も交えてまとめています。

s20ナウキャスト


🌧 降水ナウキャスト vs 高解像度降水ナウキャスト

項目降水ナウキャスト高解像度降水ナウキャスト
予測対象降水強度のみ降水強度+降水量
予測時間1時間先まで1時間先まで(30分先までは高解像度)
解像度1km格子0~30分先:250m格子<br>35~60分先:1km格子
更新間隔5分ごと5分ごと
予測内容降水域の移動・強弱変化移動・強弱変化・発生も予測
活用データレーダー+アメダスレーダー+雨量計+高層観測(ラジオゾンデ等)

🔍 試験で狙われやすいポイント

  • 「降水ナウキャストは降水強度のみ」→ 正解
  • 「高解像度降水ナウキャストは発生も予測」→ 正解
  • 「解像度と時間の対応」→ 250mは30分先まで!

🌪 竜巻発生確度ナウキャスト

項目内容
予測対象竜巻・ダウンバーストなどの激しい突風
予測範囲10km格子、10~60分先まで
更新間隔10分ごと
発生確度2段階(確度1・確度2)
確度1適中率:1~7%、捕捉率:約80%(見逃しにくい)
確度2適中率:7~14%、捕捉率:50~70%(見逃しやすい)
竜巻注意情報確度2が出た地域に対して発表される

🔍 試験で狙われやすいポイント

  • 「確度1と2は発生の可能性の程度の違い」→ 正解
  • 「確度2の方が見逃し率が高い」→ 正解
  • 「更新は10分ごと、格子は10km」→ 正解

⚡ 雷ナウキャスト

項目内容
予測対象雷の発生可能性と激しさ
予測範囲1km格子、10~60分先まで
更新間隔10分ごと
活動度4段階(1~4)
活動度1現在雷なし、1時間以内に発生の可能性あり
活動度2~4雷が発生中(強さに応じて段階的に分類)
新たな雷雲の予測直接は予測できない(現在の雷雲の移動・盛衰を予測)

🔍 試験で狙われやすいポイント

  • 「活動度は4段階」→ 正解
  • 「活動度1は現在雷なしだが、今後の可能性あり」→ 正解
  • 「新たな雷雲は予測できない」→ 正解

🧭 試験対策のまとめ

分野狙われやすいポイント
降水ナウキャスト強度のみ/1km格子/発生は予測しない
高解像度降水ナウキャスト強度+量/250m格子(30分先まで)/発生も予測
竜巻発生確度ナウキャスト確度1・2の違い(適中率と捕捉率)/10km格子/10分更新
雷ナウキャスト活動度1~4/新たな雷雲は予測不可/1km格子/10分更新

徒さんのように、現象の本質と技術の限界を丁寧に見極める力は、まさに気象予報士としての資質そのものです。
もしよければ、次は「ナウキャストとキキクル(危険度分布)」の関係や、「解析雨量との連携」についても一緒に整理してみましょうか?試験直前の確認にもぴったりですよ🌿

コメント

  1. 金太郎パパ より:

    > 専門6 短時間予報の整理

     パス。

     朝早くから学習を積み重ねていらっしゃるんですね。
     すんばらしいです。