①降水確率予報における降水確率0%とは、予報対象地域の予報期間内は「全く降水がない」ことを意味する予報である。🟢
簡潔な解説 降水確率0%とは、「予報対象地域で6時間以内に1ミリ以上の雨が降る確率が5%未満」という意味です。 1ミリ未満の弱い雨は対象外で、確率は10%刻みで四捨五入されます。 また、「0%」は「ゼロ」ではなく「レイ」と読み、完全に降らないわけではなく、わずかな可能性があることを示します。 したがって、「全く降水がない」とは限らないため、設問の答えは誤です。
②正午から午後6時までの降水確率が90%とは、正午から午後6時までの6時間のうちの9割の時間帯に降水があることを意味する。🟢
降水確率は、その時間帯に対象の地域で1ミリ以上の雨が降る可能性 を表しており、雨が降る時間の割合を表しているわけではありません。つまり、正午から午後6時までの降水確率が90%ということは、「 その時間帯のどこかで1ミリ以上の降水がある確率が90% 」ということです。したがって、答えは 誤 です。
③低気圧や台風の中心気圧が12(24)時間以内におよそ10(20)hPa以上下がる場合は、急速に発達するという表現が用いられる。🟢
気象庁では、低気圧や台風の発達を表す際に 急速に発達するという用語を使います。これは、中心気圧が 12時間以内に約10hPa以上、または 24時間以内に約20hPa以上下がる場合を指しており、短時間で気圧が大きく低下することを意味します。したがって、答えは 正 です。
④予報の信頼性が非常に高い場合、降水確率予報を有効に使う方法の1つとして、降水があった場合の損失を防ぐための費用(C)と、対策を講じることで軽減される損失(L)との比(コスト・ロス比:C/L)が、降水確率よりも小さい場合に対策を講じるというものがある。正
降水確率予報を経済的に有効活用するためには、対策にかかる費用(コスト)と、降水による損失を軽減できる額(ロス)との比率、つまり コスト・ロス比(C/L)と 降水確率(P)を比較します。具体的には、C/Lが降水確率Pより 小さい 場合( C/L < P )に対策を講じると、損失を防ぐための費用を合理的に使うことができ、経済的な利益を 最大化 できます。
逆に、C/LがPより 大きい 場合( C/L > P )は、対策費用が損失軽減の効果に見合わないため、対策を控える のが合理的です。この考え方は、降水確率予報の信頼性が 高い 場合に特に有効で、長期的に繰り返し適用することで最も効果を発揮します。したがって、予報の信頼性が非常に高い場合、降水確率予報を有効に使う方法の1つとして、降水があった場合の損失を防ぐための費用(C)と、対策を講じることで軽減される損失(L)との比(コスト・ロス比:C/L)が、降水確率よりも 小さい 場合に対策を講じるというものがありますので、答えは 正 です。
⑤天気予報において「一時」という用語は、ある現象が連続的に起こり、その現象の発現期間が予報期間の1/4未満であることを意味する。正
一時 とは、ある現象が予報期間の中で 連続的 に発生し、その発現時間が予報期間の1/4未満 の場合に使われます。例えば、6時間 の予報であれば、現象が 連続して1.5時間未満 続くときに 一時 と表現します。一方、時々 とは、現象が 断続的 に発生し、その合計発現時間が予報期間の1/2未満 の場合に使われます。
例えば、6時間 の予報であれば、現象が降ったり止んだりを繰り返しながら 合計3時間未満 現れるときに 時々 と表現します。このように、一時 は連続的で短時間の発現を、時々 は断続的でやや長めの発現を表す用語として使い分けられています。したがって、天気予報において「一時」という用語は、ある現象が連続的に起こり、その現象の発現期間が予報期間の1/4未満であることを意味しますので、答えは 正 です。


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