今日の波照間行きのフェリーは出るのか?

上は、2/11の21時の波高と風速を示した図です。WAVE FORECASTを見ると、波は〔SEC/M〕と表示されている。P地点では、7/1.2なので、⒈2mの有意波高が7秒の間に発生しているという意味に解釈した。

欠航基準を船員さんに聞くと2mだそうで、これは図と整合性が取れる情報です。
いやいや、旅は気象の勉強の役に立ちますね。
「沿岸波浪24時間予想図(FWJP)」は、一見すると記号だらけで難しそうですが、実は「何がどこに書いてあるか」の構造さえ押さえれば、得点源にできる図です。
先ほどの「大技」の考え方を使い、論理的かつ明解にレクチャーします。
- 図の構成:3つの「武器」を使い分ける
図には大きく分けて3つの情報が載っています。
情報の種類 表現方法 読み取るべきこと
波の高さ 等波高線(1mごと) どこが「しけ」ているか
波の動き 白抜き矢印 + 数字 波の来る方向(波向)と周期(秒)
原因(風) 矢羽根 風向・風速(波の根本的な原因) 実践的な読み解きステップ(Gemini流)
STEP 1:等波高線で「危険エリア」を特定する- 線種をチェック: * 実線: 1mごと。
- 太い実線: 4mごと(ここを超えると「しけ」の目安)。
- 破線: 0.5mごと(波が低いエリアの詳細用)。
- ポイント: 等波高線の間隔が狭いところは、急激に波が高くなっている場所です。
STEP 2:白抜き矢印(波向・周期)を確認する - 矢印の向き: 波が「進んでいく方向」です。解答する際は「北東から」のように「やってくる方向」に直す必要があります。
- 数字(周期): 秒数です。8秒以上なら「うねり」の性質が強く、エネルギーが大きいと判断します。
STEP 3:「風」と「波」のズレを見る(超重要!)
実技試験で最も問われるのはここです。 - 風向 = 波向: その場所で吹いている風によって立つ波(風浪)。
- 風向 ≠ 波向: 遠くから伝わってきた波(うねり)。
- 実技試験で差がつく「特殊記号」
図の隅や特定の海域にある「ハッチング(網掛け)」を見逃さないでください。
- 縦線のハッチング: 「海流(黒潮など)と波がぶつかる海域」
- 波と逆向きの流れがあると、波が急峻(尖った形)になり危険です。「波高が増大し、周期が短くなる」という因果関係がよく問われます。
- 左上の表: 26地点(A〜Z)の具体的な数値が載っています。図で読み取りにくい場合は、必ずこの表で正確な数字を確認してください。
- 試験で使える「大技」フレーズ
記述問題で「波が高くなる理由」を問われたら、このパーツを組み合わせてください。
- 「低気圧の接近に伴い、風速が強まり、風浪が発達するため」
- 「台風からの周期の長い波(うねり)が流入するため」
- 「波向と逆向きの強い海流(黒潮)により、波高が局所的に増大するため」
次のステップへの提案
「沿岸波浪予想図」の基本はこれだけです。
もしお手元に過去問があれば、「波が高い地点を1つ選び、その地点の『波高・周期・波向・風向』をセットで抜き出す練習」をしてみてください。
もしよろしければ、特定の地点(例:足摺岬沖や房総半島沖など)での「風と波の関係」をどう記述するか、具体的な添削形式で練習してみますか?


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