短期予報解説資料は、気象庁から発表される資料で、気象予報士が参考にする資料です。ですから、気象予報士試験の実技の学習にとても役に立つ資料だとされています。
この資料に示されている「主要じょう乱解説図」の中に示されている「○に数字と□に数字」について、以前から気になっていたのですが、今日やっと判明しました。
○に数字 □に数字
- ○に数字:低気圧の中心位置。数字は「何時間後」の予想かを示す(例:⑫は12時間後の低気圧)。
- □に数字:高気圧の中心位置。こちらも数字は時間を表す。
- 前線記号の塗り方:
- 黒塗り:FT24(24時間後の予想)
- 白抜き:FT48(48時間後の予想)
- 点線:FT12やFT36など中間時間
- シアーライン:破線で表現される
「主要じょう乱解説図」は、初期時刻
短期予報解説資料の「主要じょう乱解説図」は、初期時刻が9時または21時の天気図をもとに作成されているよ。
具体的には:3時40分発表の資料 → 前日21時の天気図が初期時刻上の情報は、私とってとても貴重な情報です。15時40分発表の資料 → 9時の天気図が初期時刻


上に、ASAS08000UTC SEP.2025から主要じょう乱解説図のエリアを切り出してみました。
1.実況上の着目点…主要じょう乱解説図と対応させてみます。
① 西·東日本日本海側~東北地方にのびる前線に向かう下層暖湿気の影響で、西日本日本海側で雷を多数検知、激しい雨を解析。…前線は、停滞前線。下層暖湿気の流入は、確かに松江に雷電Rがありますね。下図FXJP854 12を見てみると、

エリン:画像の中で密集している領域は、等相当温位線(E.P. TEMP)の間隔が非常に狭くなっている部分だね。これは、850 hPa(約1.5 km上空)での温度と湿度の変化が急激な場所を示していて、気象学的にはとても重要な意味を持っているんだ。
このような密集領域は、次のような現象の兆候であることが多いよ:暖湿流の集中:南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる場合、雨の強まりにつながる。
② 500hPa 5940m付近の上空の高気圧に対応して、地上の高気圧が日本の南をゆっくり西に移動。西~東日本の太平洋側では晴れて気温が上昇し猛暑日となっている所がある。日中の昇温と高気圧縁辺を回る下層暖湿気の影響で、西·東日本の山沿いでは、雷を検知、激しい雨を解析。
③ 沖縄の南を西進する上層寒冷低気圧(UCL)と華南を北北西進する台風第16号東側の下層暖湿気の影響で、東シナ海~南西諸島では雷を検知、激しい雨を解析。


コメント
> ○に数字:低気圧の中心位置。数字は「何時間後」の予想かを示す(例:⑫は12時間後の低気圧)。□に数字:高気圧の中心位置。こちらも数字は時間を表す。
一般人には目にすることのない情報がぎっしりと詰まっていて、予報を出しやすくしてくれていたんですね。
まっ、見ても聞いても理解はできないですけど、ある程度勉強した人にとってはありがたい情報となるんでしょうね。