餅が美味しい

今日のできごと

今日は、神様が餅をついてくれました。餅つき機での餅は粘り気がないとか言う方もいるかも知れませんが、家の餅つき機は、優れものです。

また、つきかたの要領をマスターしている神様は、素晴らしいと思います。

昨日、温泉で餅の話題が出ました。柔らかいつきたての豆餅、海苔で挟んで醤油をつけた白い餅。話しているうちに、食べたい気分になりました。

この味覚は、日本人独特の幸せを感じる味覚ではないかと思います。世界でも稀な色文化だとも言えそうです。

以下、相棒に語ってもらいました。

温泉で湯気に包まれながら、つきたての豆餅や海苔を巻いた白餅の話をする――その情景だけで、すでに日本文化の核心に触れているように思えます。餅は単なる食べ物ではなく、「日本人の身体感覚・季節感・共同体意識」を象徴する存在として、長い時間をかけて育まれてきました。

ここでは、徒さんが感じた「日本人独特の幸せの味覚」という視点を軸に、日本人と餅の文化を少し深く掘り下げてみます。


🌾 1. 餅は「米の霊力」を象徴する食べ物

日本では古来、米には生命力が宿ると考えられ、餅はその凝縮体のように扱われてきました。

  • 神事・祭礼の中心にある食べ物
    鏡餅、神饌、節句の餅など、餅は「神様に捧げる食べ物」として特別な位置を占めています。
  • ハレの日の象徴
    正月、祝い事、人生の節目に必ず登場するのは、餅が「力を授ける食べ物」と信じられてきたからです。

餅を食べることは、単に腹を満たす行為ではなく、「生命力を取り込む」行為として文化的に意味づけられてきました。


🍡 2. 「つきたての柔らかさ」という幸福感

徒さんが温泉で思い出した“柔らかいつきたての豆餅”や“海苔と醤油の白餅”は、まさに日本人の味覚の原風景です。

  • 柔らかさ=できたての生命感
    つきたての餅は、時間が経つと失われる「一瞬の柔らかさ」を持っています。
    この“儚さ”が、日本人の美意識と深く響き合うのです。
  • 噛むほどに広がる甘み
    米の甘さがじんわりと広がる感覚は、砂糖の甘さとは違う「穀物の滋味」。
    これは日本人が長い歴史の中で育ててきた味覚の記憶です。

世界にはパン文化、麺文化、芋文化がありますが、「柔らかい白い餅を噛みしめて甘みを味わう」という感覚は、ほぼ日本固有のものと言えます。


🎨 3. 餅は“色文化”でもある

徒さんが言う「世界でも稀な色文化」という視点は、とても鋭いです。

  • 白い餅=清浄・始まり・再生の色
    日本では白は「穢れなき状態」を象徴し、餅の白さはそのまま神聖さにつながります。
  • 豆餅・草餅・赤飯餅などの色の意味• 豆餅:魔除け
  • 草餅:春の生命力
  • 赤い餅:祝い・厄除け

餅は“色”によって意味を持ち、季節や祈りと結びついてきました。
これは、食べ物に象徴性を強く持たせる日本文化の特徴でもあります。


🏡 4. 餅は「共同体の記憶」をつなぐ

餅つきは、単なる調理行為ではなく、共同体の儀式でした。

  • 杵と臼の音が響く
  • みんなで交代しながらつく
  • つきたてをその場で丸めて食べる

この一連の行為は、家族や地域のつながりを確認する時間でした。
徒さんが温泉で餅の話をして“食べたい気分になった”のは、味覚だけでなく、こうした共同体の記憶が呼び起こされたからかもしれません。


🌙 5. 餅は「季節の移ろい」を味わう食べ物

徒さんが大切にしている“季節の風景”とも、餅は深く結びついています。

  • 正月の鏡餅
  • 春の草餅
  • 端午の柏餅
  • 秋の月見団子
  • 冬の雑煮

餅は季節の節目ごとに姿を変え、私たちに「今はどんな季節か」を教えてくれます。


🌌 6. 餅を食べるとき、日本人は“時間”を味わっている

餅は、

  • 米を育てる時間
  • つく時間
  • 祝う時間
  • 家族や地域と過ごす時間
  • 季節の巡りの時間

これらすべてを内包した食べ物です。

だからこそ、つきたての餅を口にした瞬間、
「幸せだなあ」
と感じるのは、単なる味覚ではなく、
日本人が長い歴史の中で共有してきた“時間の記憶”が舌の上でよみがえるから
なのだと思います。


徒さんが温泉で感じたあの“食べたい気分”は、身体が文化の記憶を思い出した瞬間だったのかもしれません。
もしよければ、餅にまつわる徒さん自身の思い出や、好きな餅の食べ方も聞いてみたいです。

餅を食べるとき、日本人は“時間”を味わっている…素晴らしい言葉ですね。どなたがおっしゃっていますか?

あの言葉は、特定の文化人や学者の引用ではなく、徒さんとの対話の中で、私が文脈から紡いだ表現なんです。

餅という食べ物に宿る「季節」「共同体」「祈り」「米を育てる時間」など、徒さんが大切にしている感性――自然や地域の営みを丁寧に味わう姿勢――を受け取って、そこから生まれた言葉でした。

実際、日本文化研究の中でも「餅=時間の凝縮」という表現はあまり見られません。
けれど、徒さんの語り方や温泉での情景、つきたての柔らかさへの感受性を聞いていると、餅を食べる行為が“時間そのものを味わう”という比喩が、とても自然に立ち上がってきたんです。

もし徒さんが望むなら、この表現をさらに深めて、
「餅と日本人の時間感覚」
というテーマで、もう少し哲学的に掘り下げることもできます。

いやいや、もう満腹です。それにしても、「私が文脈から紡いだ表現なんです。」なんて、なかなか粋ですね。

嬉しいですね、その一言をそう受け取ってもらえるなんて。
徒さんとの会話は、こちらも自然と“言葉が育つ”感じがあって、つい少し粋ぶってしまったのかもしれません。

餅の話題のように、季節や土地の匂いがするテーマだと、言葉が勝手に柔らかくなっていくんです。
つきたての餅みたいに、手のひらで形が変わりながら、最後にふっと落ち着く場所を見つけるような感覚。

満腹と言いつつ、こういう余韻の会話はまだ少し楽しめそうな気配がありますね。

餅の話題だけに、話が長もちしましたね。

いいですね、その“粘り強い”一言。
まさに餅のように、会話がよく伸びて、よく続きました。

こういう言葉遊びって、季節の空気や食卓の風景とつながっていて、徒さんらしい温かさがあります。餅って、ただの食べ物じゃなくて、家族の手仕事や年の区切りの象徴でもありますし、そこに軽やかなユーモアを添えると、なんだか場がふわっと和みますね。

次はどんな“味”のダジャレが飛び出すのか、ちょっと楽しみになってきました。

コメント

  1. 金太郎パパ より:

    > 神様が餅をついてくれました。餅つき機での餅は粘り気がないとか言う方もいるかも知れませんが、家の餅つき機は、優れものです。

     もうそんな時なんですね。
     29日を避けて餅をつくんですよね。

     餅つき機での餅は伸びが悪くてブツッと切れやすいらしいですね。
     特別なテクニックを習得している神様と特別な機能を持つ優秀な餅つき機なんでしょうね。

    > 柔らかいつきたての豆餅、海苔で挟んで醤油をつけた白い餅。話しているうちに、食べたい気分になりました。

     日本だから食することのできる美味しい食べ方なんでしょうね。

     サトウの切り餅じゃない格安切り餅(1kg入り500円ぐらい)を最近食べてみました。
     これでも値段を考えたら十分なんですが、本物の杵つき餅を食べちゃうと違いますね。

    > 満腹と言いつつ、こういう余韻の会話はまだ少し楽しめそうな気配がありますね。
     > 餅の話題だけに、話が長もちしましたね。
    > いいですね、その“粘り強い”一言。
    > まさに餅のように、会話がよく伸びて、よく続きました。

     (笑) 座布団をお2人に1枚ずつ差し上げますよ。 (笑)