I10霧5問1周目

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①小さな水滴が大気中を浮遊して水平視程が1km未満の状態を霧といい、水平視程が1km以上、10km未満の状態をもやという。🟢

小さな水滴によって水平視程が1km未満 の状態を霧といい、小さな水滴や湿った微粒子によって水平視程が1km以上、10km未満 の状態を もや といいます。なお、一般に霧の中の相対湿度は約100% となりますが、もや の中の相対湿度は、霧の場合よりも小さく、目安としては 75%以上 となる場合が多いですが、100%になることはありません 。したがって、答えは 正 です。

②放射霧は、厚い雲があって地表付近の気温が下がりにくい夜間に発生する霧である。🟢

放射霧 とは、風が弱く 、雲がない夜間 に、放射冷却によって地表付近の空気が露点温度以下に下がったときに発生する霧のことです。放射霧は、日の出から1~3時間すると消えて晴れてきます。したがって、放射霧は、「厚い雲があって地表付近の気温が下がりにくい夜間」ではなく「 放射冷却が効きやすい、風が弱く雲がない夜間 」に発生する霧ですので、答えは 誤 です。

③春から夏にかけ、北海道東方沖から三陸沖で発生する海霧は、移流霧の一種である。🔴

移流霧とは、暖かく湿った空気が、冷たい地表面や海面上を流れるときに冷やされて発生する霧のことです。春から夏に北海道東方沖から三陸沖で発生する海霧は 移流霧 であり、非常に濃く、長期間続くという特徴があります。

このため、海霧(移流霧)が北日本に流れ込んでくると、日照不足になり、地表面の温度が長期間下がるため 冷害 になりやすくなります。したがって、答えは 正 です。

④暖かい水面上に冷たい空気が流れ込んで発生する霧は上昇霧である。🟢

暖かい水面上に冷たい空気が流れ込み、暖かい空気と混合して発生する霧を 蒸気霧 といいます。
例えば、冬の日本海で 対馬暖流 の上を、寒冷な季節風 が吹き渡るときなどに発生します。また、冬の早朝に 湖上や川面 で発生する蒸気霧を 気嵐(けあらし)と呼ぶこともあります。「蒸気霧」ですので、答えは 誤 です。

⑤前線霧は、温暖前線に伴う雲から降る比較的暖かい雨が、地表付近の空気に水蒸気を供給することで発生する🟢

霧が発生する条件のひとつは、空気中の水蒸気が飽和することです。それには、

  • ① 気温が低下して飽和する
  • ② 空気が混合して飽和する
  • ③ 水蒸気が供給されて飽和する

という3つのケースがあります。前線霧は ③ のケースに該当します。したがって、前線霧は、温暖前線に伴う雲から降る比較的暖かい雨が、地表付近の空気に水蒸気を供給することで発生しますので、答えは 正 です。

コメント

  1. 金太郎パパ より:

    > 一般 降水過程:霧 5問 問題

     パス4

     これらは定義として覚えていれば「正」「誤」が即時でわかるんでしょうね。