I14気圧傾度力とコリオリ力10問

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①気圧傾度は、2点間における単位距離あたりの気圧差であり、気圧傾度力は空気密度の逆数と気圧傾度との積で表される。🟢

気圧傾度は、2点間における単位距離あたりの気圧差であり、気圧傾度力は空気密度の逆数と気圧傾度との積で表されますので、答えは 正 です。

②低気圧や高気圧などの運動の場合には、大気は静力学平衡の状態にあるので、気圧傾度力だけを考えればよい。

気圧や高気圧などの運動の場合は、静力学平衡が成立し、気圧傾度力だけを考えればよいので、答えは 正 です。

③コリオリ力は地球上の静止している物体にも運動している物体にも同様に働く。

コリオリ力は地球上の「静止している物体にも運動している物体にも同様に働く」ではなく「 運動している物体にのみ働きます 」ので、答えは 誤 です。

④コリオリ力は、北半球では運動の方向に対して左側に働く。

コリオリ力は、北半球では運動の方向に対して「左側」ではなく「 右側 」に働きますので、答えは 誤 です。

⑤コリオリ力 C は、空気の質量を m 、風速を V 、緯度を φ 、地球の自転角速度を Ω とすると、C = 2mVΩsinφ で表せる。正

コリオリ力 C は、以下の式で表されます。                   
C = 2mVΩsinφ
( m:質量、V:風速、Ω:地球の自転角速度(約7.3×10-5/s)、φ:緯度 )
また、上式のうちの 2Ωsinφ を コリオリパラメータ といい、f で表します。答えは 正 です。

⑥空気の質量が一定かつ、同じ緯度で風速が高度によらず一定の場合、コリオリ力は高度が低いほど大きく働く。

コリオリ力 C は、以下の式で表されます。
C = 2mVΩsinφ
( m:質量、V:風速、Ω:地球の自転角速度(約7.3×10-5/s)、φ:緯度 )
このため、同じ緯度で空気の質量と風速が一定の場合、コリオリ力は「高度が低いほど大きく働く」ではなく「 高度による影響はない 」ので、答えは 誤 です。

⑦空気の質量が一定の場合、コリオリ力は、風速が同じであれば高緯度ほど小さく働く。

コリオリ力 C は、以下の式で表されます。                   
C = 2mVΩsinφ
( m:質量、V:風速、Ω:地球の自転角速度(約7.3×10-5/s)、φ:緯度 )
上式より、高緯度 ほど sinφ は1に近づく ため、コリオリ力 C は 大きく なり、低緯度 ほど sinφ は0に近づく ため、コリオリ力 C は 小さく なります。
したがって、空気の質量が一定の場合、コリオリ力は、風速が同じであれば高緯度ほど「小さく」ではなく「 大きく 」働きますので、答えは 誤 です。

⑧コリオリ力は、赤道で最大で、両極で0となる。  

リオリ力 C は、以下の式で表されます。                   
C = 2mVΩsinφ
( m:質量、V:風速、Ω:地球の自転角速度(約7.3×10-5/s)、φ:緯度 )
上式より、コリオリ力 C は 赤道 で sin0°=0 なので 0 、両極 で sin90°=1 なので、最大 となります。
したがって、コリオリ力は、赤道で「最大」ではなく「 0 」で、両極で「0」ではなく「 最大 」となりますので、答えは 誤 です。

⑨コリオリ力は運動エネルギーを増加させるように働き、移動速度を変化させる。

コリオリ力は、運動の向きを変えるだけの見かけの力ですので、移動速度を変化させることはありません 。
したがって、答えは 誤 です。

⑩積雲が頻繁に発生している海面水温が高い熱帯の海上であっても、コリオリ力が極めて小さい緯度5°未満の赤道付近では台風が発生することはほぼない。

コリオリ力が極めて小さい緯度5°未満の赤道付近では、回転運動がほぼ生じないため、台風は めったに発生しません 。したがって、答えは 正 です。

コメント

  1. 金太郎パパ より:

    > 一般 大気の力学:気圧傾度力とコリオリ力 10問題

     コリオリカ?

     パスです。