500hPa高度•渦度予想図(強風軸)

めざせ気象予報士
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500hPa高度・渦度予想図で解析した強風軸(ジェット気流)は、天気予報や気象解析において非常に重要な役割を果たします。その主な用途は以下の通りです:

1. 気圧配置と上空の流れの把握

500hPaは中層大気の代表的な高さ(約5,500m)であり、大気の大規模な流れを示す高度場と渦度を解析することで、上空の風の流れや気圧配置を把握できます。強風軸は大規模な上空の偏西風帯の流れを示し、天候の大まかなパターンを理解する助けとなります。

2. 前線や低気圧の発達予測

強風軸付近では温度勾配が大きくなりやすく、地上の前線帯や低気圧の発達に関与します。特に強風軸がトラフ(気圧の谷)に関連している場合、トラフの前面で地上低気圧が発達しやすくなります。

3. 降水分布の予測

強風軸付近では上昇流が発生しやすく、雲の発生や降水を伴うことが多いです。強風軸の配置や流れの方向を把握することで、降水の集中する地域を予測する手がかりとなります。

4. 寒気や暖気の移動の予測

強風軸は暖気と寒気の境目に位置することが多いため、寒気の南下や暖気の北上を解析するための重要な情報源となります。これにより、気温変化や天候変化を予測することが可能です。

5. 中・長期予測の基盤

ジェット気流の蛇行や強風軸の動向は、季節変化や週間予報、さらには異常気象の予測にも関連します。例えば、大きな蛇行が続く場合はブロッキング高気圧が形成され、特定の天候が長期間続くことがあります。

6. 航空気象の支援

ジェット気流は航空機の飛行にも影響を与えるため、強風軸の解析は航空路の計画や乱気流の予測に活用されます。

このように、500hPa高度・渦度予想図における強風軸の解析は、天候の変化や気象現象の発生を予測する上で欠かせない要素となります。

コメント

  1. 金太郎パパ より:

    > 500hPa高度・渦度予想図で解析した強風軸(ジェット気流)

     「渦度」って、渦巻いていね度合いってことでいいのでしょうか?

    > ジェット気流で思い出しました。

     マグマ大使の主題歌に出て来てましたね。
     「♪ ジェット気流だ 新兵器 SOS SOS カシン カシン カシン ♪」
     これをどんな状況を表しているのかの説明お願いします。ムリムリ