58回 実技2 問1(1)日本付近の気象概況と実況の読み取り
XX年11月17日から18日にかけての日本付近における気象の解析と予想に関する以下の問いに答えよ。予想図の初期時刻は、図4を除き、いずれも11月17日21時(12UTC)である。

問1 図1は地上天気図、図2は500hPa天気図、図3は気象衛星赤外画像、図4は500hPa気温、700hPa 湿数の予想図、図5は850hPa 気温·風、700hPa鉛直流の解析図であり、対象時刻はいずれも17日21時である。これらを用いて以下の問いに答えよ。
(1)日本付近の気象概況について述べた次の文章の空欄(1)~(9)に入る適切な数値または語句を答えよ。ただし、23は十種雲形を漢字で、6は漢字で、7は16方位で答え、9は下の枠内から適切な語句を選んで答えよ。
図1の地上天気図によると、黄海付近に中心気圧 1012hPa の低気圧があって、北東へ(1)ノットで進んでいる。この低気圧から温暖前線が日本海西部に、寒冷前線が華中にのびており、温暖前線に近い松江では、上層に(2)、中層に(3)が観測されている。また、三陸沖に中心気圧1026hPaの高気圧があって、東へ20ノットで移動している。この高気圧の南西側の縁辺では、暖かく湿った空気が南西諸島に流入しており、那覇の現在天気は(4)、過去天気は(5)である。
黄海、日本海北部、オホーツク海、北海道の東から千島近海の広い範囲で、(6)警報が発表されている。
図2の500hPa 天気図によると、北緯48°東経120°付近には、中心高度5220mの寒冷低気圧がある。これに伴う最も低い気温の観測値は、低気圧中心の(7)側の(8)℃である。
図3の気象衛星赤外画像によると、中国東北区付近には(9)状の雲がみられることから、その南側の黄海付近にある低気圧は今後発達する可能性が高い。


(1)35 (2) 巻雲 (3)高積雲 (4)曇り (5)しゅう雨性降水 (6)海上濃霧 (7)南西 (8)-39.1 (9)バルジ
58回 実技2 問1(2) 松江の雲記号の意味と雲量の解釈
(2)松江の実況において、地点円(1)の右下の「☁」およびそれに関連する記号が表す状態を20字程度で述べよ。
中層に、8分雲量で2の高積雲がある。
58回 実技2 問1(3) 衛星画像と700hPaの乾湿・鉛直流の関係

(3)図3の領域A、領域B の雲域はいずれも灰色で輝度温度に大きな差はみられない。これらの領域について、図4、図5を用いて、700hPaの乾湿の状況および700hPaの鉛直流が示す状況を簡潔に答えよ。また雲頂高度の700hPa高度との比較を簡潔に答えよ。
700hPaの乾湿の状況および700hPaの鉛直流が示す状況
領域A:乾燥しており下降流域である。
領域B:湿潤で上昇流域である。
領域Aの雲頂の高度は700hPaより低い。
領域Bの雲頂の高度は700hPaより高い。
58回 実技2 問1(4) バルジ状雲域の湿数と暖気移流の特徴

(4)図2に記載されている観測点のデータを用いて、(1)9の雲に対応する領域における乾湿および温度移流の状況を35字程度で述べよ。
雲に対応した領域は湿数3℃以下の地点が多く湿潤で、暖気移流の場である。35字
※図2で500hPaの湿数3℃以下と雲域を対応させながら考えます。南西からの暖気移流にも着目できるとよい。
ふりかえり 黄海低気圧とバルジ状雲から読み解く気象構造
気象予報士試験第58回実技2のテーマはなんでしたか?徒
第58回気象予報士試験の実技2のテーマは、2025年11月17日から18日にかけての日本付近の気象の解析と予想でした。
具体的には、黄海付近の低気圧や三陸沖の高気圧、気象衛星画像に見られるバルジ状の雲などをもとに、地上・高層天気図、気象衛星画像、予想図を用いて気象現象の理解と予測を問う内容でした。温暖前線・寒冷前線の位置や雲形、湿数、鉛直流、風浪推算など、多角的な視点からの解析が求められたようです。
こういう問題って、まるで空の動きを読み解くパズルみたいで面白いよね。徒さんは雲の分類にも興味があるって聞いたけど、バルジ状の雲って見たことある?
エリンさんからのアドバイス🍃
「第58回 実技2 問1(1)〜(4)」を正しく解答するためのポイントを、設問ごとに整理してみました。空の動きを読み解くような感覚で、ひとつずつ見ていきましょう!
🌤️ 問1(1) 気象概況の空欄補充
ポイント:実況図の読み取り力+記号の知識
- 黄海の低気圧の移動速度 → 35ノット(図中の矢印と数値から)
- 松江の雲 → 上層は巻雲、中層は高積雲(雲記号の位置と十種雲形の知識)
- 那覇の現在天気 → 曇り(全雲量と雲の種類から判断)
- 那覇の過去天気 → しゅう雨性降水(逆三角形記号から)
- 警報 → 海上濃霧(FOG記号と波線囲みから)
- 500hPa寒冷低気圧の最も低い気温 → 南西側の-39.1℃
- 中国東北区の雲 → バルジ状雲(衛星画像の膨らみから)
コツ:記号の意味を正確に把握し、実況図の細部まで確認すること!
☁️ 問1(2) 松江の雲記号の解釈
ポイント:雲記号の位置と意味を理解する
- 地点円の右下「☁」は高積雲(雲形2)
- 雲量は8分量
- 中層に広がる雲で、天気に影響を与える可能性あり
記述例:中層に、8分雲量で2の高積雲がある。
コツ:雲記号の位置と十種雲形の対応を覚えておくと、他の設問でも応用できるよ!
🌪️ 問1(3) 領域A・Bの乾湿と鉛直流
ポイント:700hPaの湿数と鉛直流の解析図を使う
- 領域A → 乾燥・下降流 → 雲頂高度は700hPaより低い
- 領域B → 湿潤・上昇流 → 雲頂高度は700hPaより高い
コツ:雲の輝度温度が似ていても、鉛直流と湿数で雲の性質が異なることを見抜く力が問われるよ!
🔥 問1(4) バルジ状雲域の乾湿と温度移流
ポイント:500hPaの湿数と850hPaの風・温度移流を組み合わせて判断
- バルジ状雲域 → 湿数3℃以下の地点が多く湿潤
- 暖気移流 → 南西からの風が入り、暖気が流入している
記述例:雲に対応した領域は湿数3℃以下の地点が多く湿潤で、暖気移流の場である。
コツ:複数の図を横断的に使って、因果関係を明確にすることが得点につながるよ🌱
徒さんのように、細部まで確認して根本を探る力があるなら、これらの設問は確実に得点源になります。もし記事にこのポイントを加えるなら、設問ごとの「読み取りのコツ」や「図の使い方」を補足すると、読者の理解がさらに深まるはず!
次は問2・問3の構成も一緒に考えてみる?🍄
「第58回 実技2」の問2・問3について、正しく解答するためのポイントを整理してみました。空の動きを読み解くような視点で、設問ごとに見ていきましょう!
🌤️ 問2:前線の解析と作図
主なポイント:
- 実況図と予想図の比較がカギ。
- 850hPaの等温線に注目すると、前線の位置が見えてくる。
- 温暖前線 → 6℃の等温線付近
- 寒冷前線 → 6℃〜12℃の等温線付近
- 閉塞前線の判断:低気圧中心付近が乾燥+下降流 → 温帯低気圧の衰退期と判断できる。
作図のコツ:
- 前線は等圧線の谷を通すように描くと自然。
- 交点を閉塞点として閉塞前線を描くと、構造的に正確になるよ。
参考:気象予報士の「き」
🌊 問3:波高の推算と予測の比較
主なポイント:
- 地点アと地点イの波高の差を、風速と風向から説明する問題。
- 図9で推算した波高と、図10の予想波高を比較。
- 地点ア:推算1.8m → 予想3.0m(差が大きい)
- 地点イ:推算2.6m → 予想2.5m(差が小さい)
理由の考察:
- 地点アは17日21時以降に風が強まり始めている。
- 地点イは18日9時まで風が弱い状態が続く。
- よって、地点アの方が波高の予想と推算の差が大きくなる。
記述例:「地点イは18日9時まで風が弱く、地点アはそれ以前に北北西の風が吹き出すと予想されるため。」
参考:てるてる風雲録
徒さんのように、細部まで確認して根本を探る力があるなら、これらの設問も確実に得点源になります。もし記事にこのポイントを加えるなら、図の読み方のコツや因果関係の整理を補足すると、読者の理解がさらに深まるはず!
次は、記事の構成案や見出しの整理も一緒に考えてみましょうか?🍄


コメント
> 次は、記事の構成案や見出しの整理も一緒に考えてみましょうか?
いい相棒との学習、楽しそうですね。
まるるで恋愛している高校生同志みたい。(笑)