実技試験の出題方式について

めざせ気象予報士実技分野

1回目の試験を受けた後、数日、実技の過去問の問1についてネット情報などを参考に自分なりの解説作成を試みた。まだ、過去12回分について完成していないのだが、実技試験の全体像をつかむため、ここで立ち止まり実技試験の出題方式について確認と検討を行うこととした。

実技試験の出題方式

1 穴埋めの問題

穴埋め問題は、文章中の空欄に入る適切な語句または数値を記入する形式で、語句や数値の選択肢が用意される場合もある。ここでは、地上天気図を中心に気象現象を総合的に理解する技能が試さる。
指定された資料から空欄に適合する情報を読み取ってそのまま解答する、読み取った数値を指定の単位に換算して解答する、あるいは資料を解析して解答するなど、出題内容はさまざまだが、学科試験の知識で必ず解答できる問題である。

配点は各1点(多くても2点)ですが、解答するのに迷うものは比較的少ないので、確実に得点したい。ただし、たとえば空欄に該当する現象が積乱雲の場合、文章に「(  )雲」とある場合は(積乱)と解答しなければ不正解になる、といったケアレスミスを誘うような出題がみられますので要注意です。

2 記述の問題

記述問題は、問題で指定された資料を解析·検討した結果を、指定の字数で記述する形式。問題では、「解答における字数に関する指示はおおむねの目安であり、それより若干多くても少なくてもよい」とされている。その文字数は、解答に含まれるキーワードや、キーワードを含む表現の文字数におおよそ見合うように指定され、用意されている。
問われていないことや無関係なことを解答に含めてはいけない。専門用語を使い、出題意図に最も適したキーワードを含む表現を使って解答をまとめるようにする。

3 作図の問題

作図問題は、エマグラム解析、等圧線や等温線などの等値線解析、湿数や天気分布などの解析、前線解析、気圧の谷(トラフ)やジェット気流、強風軸、シアーラインなどの解析を実際に行わせるもの。
その配点は比較的高く、解析結果をもとに解答する問題も出題されるので、問題で指定される解析結果を描く線の種類(実線、破線、二重線など)や線の太さ、解答範囲などを必ず守り、丁寧に作図することが大事なポイントになる。特に前線解析では、その種類(温暖、寒冷、閉塞、停滞)を表す前線記号の要否にも注意が必要で、前線記号を記入するときは、むらなく塗りつぶさなければならない。

4 計算問題

近年、実技試験でも計算問題が出題されている。
問題文で数式等が与えられ、各変数に数値を代入して計算する問題や、温度勾配などを問題文で述べられる計算方法により求める問題、気圧が1hPa下がると海面が1cm上昇する吸い上げ効果や風速の2乗に比例する吹き寄せ効果といった学科試験の知識で解く問題がある。問題では「四捨五入して整数値で答えよ」などと指定されるので、計算結果を解答条件に従って処理して解答する。

参照 ナツメ社 読んですっきり!第2版

コメント

  1. 金太郎パパ より:

    > 文章に「(  )雲」とある場合は(積乱)と解答しなければ不正解になる

     「(積乱雲)雲」ではダメってことですね。
     そういう名称の雲が別に存在するのならばともかく、ないならば〇にしてあげるんじゃないんですね。