①0℃の氷が0℃の水に相変化する場合、温度が変わらないので熱は必要としない。🟢
0℃の氷が0℃の水に相変化する場合、温度は変わらないため、顕熱は必要ありません が、相変化に必要な 潜熱が必要 ですので、答えは 誤 です。
②水蒸気が氷になること、あるいは氷が水蒸気になることを昇華といい、このときに周囲の空気に放出したり周囲の空気から吸収したりする潜熱を昇華熱という。🟢
気体(水蒸気)が潜熱を放出して固体(氷)になる変化と、固体(氷)が潜熱を吸収して気体(水蒸気)になる変化を、いずれも 昇華 といい、その際にやりとりされる熱を 昇華熱 といいます。したがって、答えは 正 です。
③氷から直接、水蒸気になるのに必要な潜熱は、水が水蒸気になるのに必要な潜熱に等しい。🟢
氷から直接、水蒸気になるのに必要な潜熱は、水が水蒸気になるのに必要な潜熱「に等しい」ではなく「 より大きい 」ですので、答えは 誤 です。
④湿球温度は、空気が乾燥しているほど高くなる。 🟢
湿球温度 とは、湿球温度計で計る、水で濡らしたガーゼの温度のことです。したがって、湿球温度は、空気が乾燥しているほど「 低く 」なりますので、答えは 誤 です。
⑤空気塊の飽和水蒸気圧は、空気塊の温度だけでなく空気塊に含まれる乾燥空気の分圧にも依存する。🟢
空気塊の飽和水蒸気圧は、「 空気塊の温度だけで決まります 」ので、答えは 誤 です。
⑥空気塊の温度が露点温度よりも高い状態にある空気塊は、未飽和の空気塊である。🟢
空気塊の温度が露点温度より高い場合、その空気塊では水蒸気がまだ凝結しておらず、十分に飽和状態に達していないことを意味します。したがって、空気塊の温度が露点温度よりも高い状態は、未飽和の空気塊であることを示していますので、答えは 正 です。
⑦空気が乾燥しているほど、湿数の値は小さい。🟢
湿数とは、気温と露点温度との差を表す物理量のことです。したがって、空気が乾燥しているほど、湿数の値は「小さい」ではなく「 大きい 」ので、答えは 誤 です。
⑧単位体積の空気塊の混合比は、空気塊全体の質量に対する空気塊中の水蒸気の質量の比で表される。
単位体積の空気塊の混合比は、「空気塊全体の質量」ではなく「 乾燥空気の質量 」に対する空気塊中の 水蒸気の質量 の比で表されますので、答えは 誤 です。
⑨空気塊の圧力が同じであれば、比湿がより大きい空気塊の方が露点温度は高い。
露点温度 とは、未飽和の湿潤空気を圧力一定のまま冷却していき、最初に水蒸気が凝結して飽和状態になる温度のことです。つまり、空気中に水蒸気がたくさん含まれている(=比湿が大きい)ほど、その空気塊はより高い温度で飽和状態に達し、凝結が始まります(=露点温度が高い)。したがって、空気塊の圧力が同じであれば、比湿がより 大きい 空気塊の方が露点温度は 高い ので、答えは 正 です。
⑩仮温度は、乾燥空気に対して、同じ圧力、同じ密度をもつ湿潤空気の温度と定義される。
仮温度(読:かりおんど)とは、湿潤空気と同圧・同密度の乾燥空気がもつべき仮想的な温度のことです。仮温度は、「乾燥空気」ではなく「湿潤空気」に対して、同じ圧力、同じ密度をもつ「湿潤空気」ではなく「乾燥空気」の温度と定義されますので、答えは 誤 です。
⑪ある気圧における湿潤空気の温度と仮温度とを比べると、仮温度の方が低い。
仮温度(Tv)は、混合比(w)と気温(T)を用いて、以下の式で表されます。
Tv = ( 1 + 0.61 × w ) × T
ある気圧における湿潤空気の温度と仮温度とを比べると、仮温度の方が「低い」ではなく「 高い 」ので、答えは 誤 です。
⑫相対湿度は次式で求められる。

相対湿度は、以下の式で表されます。答えは 誤 です。




コメント
> 大気の熱力学:相変化と水蒸気圧 12問
前半半分ぐらいまでは、わかって付いていけました。
後半は読むのも諦めてしまいました。
しかし、もっとわかりやすい文章にすべきでしょうね。
わざと間違いを誘おうとして困難な日本語にしているんじゃないかと感じてしまいました。