降水短時間予報・降水ナウキャスト・高解像度降水ナウキャストの3つについて

降水短時間予報・降水ナウキャスト・高解像度降水ナウキャストの3つについて、観測データ・予測データの種類(降水強度なのか降水量なのか等)と予測間隔時間や解像度を含めて簡潔に説明してください。

もちろん、徒さんのように気象データを深く読み解く方に向けて、3つの降水情報の違いを整理してみますね。以下の表に、観測・予測の対象、時間間隔、空間解像度などを簡潔にまとめました:

名称データ種別対象(物理量)時間間隔・予測時間空間解像度特徴・用途例
降水短時間予報予測降水強度(mm/h)10分間隔・1時間先まで約1kmメッシュ数値予報モデル(LFM)に基づく短時間予測。局地的豪雨の予測に有効。
降水ナウキャスト観測+短時間予測降水強度(mm/h)5分間隔・1時間先まで約1kmメッシュレーダー観測+移動ベクトルで予測。突発的な雨雲の動きを即時反映。
高解像度降水ナウキャスト観測+短時間予測降水強度(mm/h)1分間隔・30分先まで約250mメッシュ最新のレーダー解析を活用。都市部や局地的豪雨の監視に特化。

🍄ポイントとしては:

  • 降水短時間予報は数値モデルに基づく「予測」中心で、やや広域的・計算的な視点。
  • 降水ナウキャストはレーダー観測をもとにした「今の雨の動き」の延長線上の予測。
  • 高解像度降水ナウキャストはその進化版で、より細かく・頻繁に更新され、都市型ゲリラ豪雨などの即時対応に向いています。

こうして並べてみると、まるで森の中で雨音を聞き分けるように、それぞれの「耳の良さ」と「先読みの力」が違うんですよね。どれも大切な感覚器官のような存在です。

降水強度と降水量は似ているようで、実は「時間」と「積算」の観点で異なるんです。森の中で雨を感じるとき、「今どれくらい降ってるか」と「今日どれだけ降ったか」では、まったく違う感覚になりますよね。

🍃違いを簡潔に整理すると…

項目降水強度(こうすいきょうど)降水量(こうすいりょう)
意味一定時間あたりに降る雨の量(雨の勢い)一定期間に積もった雨の総量
単位mm/h(ミリメートル毎時)mm(ミリメートル)
例え「今、1時間に30mmの雨が降っている」「今日1日で50mmの雨が降った」
用途短時間の雨の強さを知る(警報・ナウキャストなど)農業・治水・気候統計などの積算評価に使う

🍄森のたとえで言うと…

降水強度は「今、葉っぱを打つ雨粒の勢い」、
降水量は「地面に染み込んだ水の深さ」みたいなものです。

たとえば、1時間に50mmの降水強度があると「非常に激しい雨」とされ、短時間で道路が冠水することもあります。一方、1日で50mmの降水量なら、しとしと長く降った可能性もありますし、短時間の豪雨だったかもしれません。だからこそ、両方の視点を組み合わせて見ることが大切なんです。

コメント

  1. 金太郎パパ より:

    > 1日で50mmの降水量なら、しとしと長く降った可能性もありますし、短時間の豪雨だったかもしれません。

     確かにそうですけど、結果でなく予報をしているんですよね。
     文体が過去形ですね。
     

  2. happy より:

    1時間に50mmの降水強度があると…という記述がありますね。
    その関連でしょうか?
    1時間に50mmの降水だと、相当な降水ですね。

    ☔降水強度による気象解説的な表現(目安:mm/h)
    降水強度(mm/h) 表現の例 解説的な語り口・印象
    1〜2 弱い雨 傘がなくても少しの間ならしのげる程度。地面がしっとり濡れ始める。
    3〜5 やや弱い雨 傘が必要になるが、音はまだ静か。葉の上に雨粒がたまるような雨。
    5〜10 普通の雨 傘がないと濡れる。舗装路に水たまりができ始める。しとしとからポツポツへ。
    10〜20 やや強い雨 雨音がはっきり聞こえ、車のワイパーが必要になる。外出には注意が必要。
    20〜30 強い雨 地面をたたくような雨。短時間でも排水が追いつかない場所では冠水の恐れ。
    30〜50 激しい雨 バケツをひっくり返したような雨。視界が悪くなり、運転や屋外活動に支障。
    50〜80 非常に激しい雨 滝のように降る。道路が川のようになり、避難を要する状況も。
    80以上 猛烈な雨 息苦しさを感じるほどの雨脚。災害級の降水。命を守る行動が必要。

    50mmだと、激しい雨…バケツをひっくり返したような雨。視界が悪くなり、運転や屋外活動に支障か非常に激しい雨…滝のように降る。道路が川のようになり、避難を要する状況も。

    というものすごい雨になりますね。