今日の演奏会では、混声合唱のための「五柳五酒」(詩:佐藤信 曲:三好晃)をはじめて聴きました。五柳先生というのは、詩人陶淵明のことで、李白が淵明の世間での暮らしぶり詠んだ詩がもとになってこの歌の歌詞ができているようです。
今日天気佳 今日天気佳し 今日はほんとにいい天気 清吹與鳴弾 清吹と鳴弾と 笛と琴との調べに合わせ 感彼柏下人 彼の柏下の人に感じては 生きてるうちが花なのよ 安得不為歓 安んぞ歓を為さざるを得んや 嬉しくなるのは当たり前 清歌散新声 清歌に新声を散じ うたは清らか新しく 緑酒開芳顔 緑酒に芳顔を開く 故郷の酒に頬をゆるめ 未知明日事 未だ知らず、明日の事 明日は明日の風が吹く 余襟良已殫 余が襟は良に已に殫きたり 今日の思いはこれでいい 陶淵明 諸人共遊周家墓柏下
天気が良いというのは、まったくすばらしいことです。生きているうちが花なので、明日のことは考えず今日を楽しく過ごしましょう。もはや、世間の移ろいごとに気を取られる必要などない境地なのだと思います。
そんなイメージを自分なりにつくって聴くと、なかなかいい感じです。



コメント
詩人「陶淵明」のことは知りませんでしたけど、その生き方は羨ましいところもあり感じですね。
そんな人の詩から作られた歌詞だったら…と考えて眺めてみたら、なんとなくいい感じに思えてきました。自分の生活に重ねられるんじゃないかと…。