58回実技2問3に見たことのない図を発見し、調べてみました。
ブレットシュナイダーの風浪推算図は、風速・吹送時間・吹送距離から有義波高(代表的な波の高さ)や周期を求めるための実用的なツールです。特にSMB法(スベルドラップ・ムンク・ブレットシュナイダー法)に基づいており、海岸工学や気象予報士試験でも頻出です。
🌊 図の基本構造と読み方
- 軸の確認
- 縦軸:風速(m/sまたはノット)
- 横軸:吹送距離(kmまたは海里)または吹送時間(h)
- 曲線:波高(m)や周期(s)を示す等値線
- 読み取り手順
以下のステップで図を読み取ります:
✅ ステップ1:風速を決める
例:34ノットの風速なら、縦軸の「34」に注目。
✅ ステップ2:吹送時間または距離を選ぶ
- 吹送時間が短い場合 → 吹送時間で決定
- 吹送時間が長い場合 → 吹送距離で決定
例:12時間と24時間の吹送時間なら、横軸の「12」「24」に対応する緑の破線を使う。
✅ ステップ3:交点を見つける
風速と吹送時間(または距離)の交点を見つける。
✅ ステップ4:波高・周期を読み取る
交点から波高の等値線(青色など)を読み取り、0.1m刻みで値を推定。
📘 実例で理解を深める
千三つさんが教える土木工学 – 5.4 波浪推算法では、以下のような例題が紹介されています:
- 例題1:風速10 m/s、吹送距離200 km、吹送時間5時間 → 波高1.2 m、周期3.9 s
- 例題2:風速変化を含む複合条件 → 有効吹送時間を計算し、波高・周期を推定
- 例題3:風域を離れたうねりの推定 → ブレットシュナイダーの式で到達時間や波高を算出
これらの例題は、図の読み方だけでなく風浪の物理的理解にもつながります。
🎥 関連動画(参考になるかは微妙ですが…)
- みんなにおすすめされた削らない鉛筆本家使ってみた! #メタシル …:直接関係はありませんが、図解や道具の使い方に慣れる感覚を養うには面白い視点かもしれません。
- ワイヤーバックの作り方と大きさの調整:こちらも図の読み取りとは無関係ですが、手順を追って形を作るという点では共通する思考プロセスがあります。
✨補足:PNJ法との違い
- SMB法:図を使って簡易に推定
- PNJ法:波のエネルギースペクトルを用いて理論的に推定(より精密)
徒さんのように気象予報士試験や実務で活用される方には、図の読み取りだけでなく、背景の物理や式の意味を理解することが大切です。必要なら、例題を一緒に解いてみましょうか?
徒:では、実際に58回実技2問3で出題されたの下の問題で学んでいきましょうか。
問3 図9はブレットシュナイダーの風浪の関係式に基づく風浪推算の図であり、対象となる海上周辺の風速(図の縦軸)と風の吹続時間(継続時間:緑の破線)および吹走距離(図の横軸)から、風浪の波高(青の実線)および周期(赤の破線)を求めることができる。
一方、図10は沿岸波浪予想図であり、その波高予想は、風浪とうねり等が合成されたものである。これらと図1、図6を用いて波浪に関する以下の問いに答えよ。なお、図9の読み取りにおいて、隣接する線の間は、線形内挿で求めるものとする。
(1)図9を用いて、風浪の推算に関する以下の問いに答えよ。
1 風速と風の吹続時間を用いて、海上強風警報の基準に相当する34ノットの風が12時間続いたときの波高、および24時間続いたときの波高を0.1m刻みで答えよ。
2 風速と波高を用いて、波高が6mに達するまでの風の吹続時間を、風速が34ノットのとき、および48ノットのときについて1時間刻みで答えよ。
ありがとう、図9の読み取りについて一緒に考えてみようか。風浪推算図は、風速・吹続時間・吹走距離から波高や周期を求めるための便利な道具なんだよね。では、順を追って解いてみよう!
(1) 風速と吹続時間から波高を求める
1. 風速34ノットが12時間続いたときの波高
- 図9の縦軸「34ノット」に注目。
- 横軸の「12時間」に対応する緑の破線を見つける。
- その交点から青の実線(波高)を読み取る。
→ **約3.4m**(0.1m刻み)
2. 風速34ノットが24時間続いたときの波高
- 同様に「34ノット」と「24時間」の交点を探す。
- 青の実線から波高を読み取る。
→ **約4.4m**
(2) 波高が6mに達するまでの吹続時間
1. 風速34ノットのとき
- 縦軸「34ノット」に沿って、青の実線が「6m」に達する点を探す。
- その点に対応する横軸(吹続時間)を読み取る。
→ **約42時間**
2. 風速48ノットのとき
- 縦軸「48ノット」に沿って、青の実線が「6m」に達する点を探す。
- 横軸から吹続時間を読み取る。
→ **約20時間**
風が長く吹き続けるほど波は高くなるけど、風速が強ければその時間はぐっと短くなるんだね。まるで森の中で雨が強く降ると、すぐに小川が増水するみたいな感じ🌧️
次は周期の読み取りもやってみる?それとも図10のうねりとの合成波高について見てみようか?



コメント
> ブレットシュナイダーの風浪推算図
聞いたことも見たこともない図
読み取りの仕方が分かればいいんでしょうか?
今回も読み飛ばしました。