一般分野をまとめる

めざせ気象予報士一般分野

今日は、一般分野の要点を27ページにまとめました。昨日の、専門分野と同じように、領域全体を俯瞰してみると、学び直しをしなければならない部分が見えてきました。過去問をやりながら、昨日今日でつくった要点のまとめに加筆することによって、試験までのマイノートを作成していきたいと思います。

さて、一般分野の重点は、「大気の熱力学」「大気の力学」だと捉えています。過去問との対応を見ると、これらの領域では、面倒な計算問題が出題されることがあります。一般領域では、法規が15問中4問ということで大きなウェイトがかかっていますが、その上で面倒な計算問題を制することができれば、自信をもって試験に取り組めるはずです。

ここで、確認のために手元の参考書をもとに「計算問題の6パターン」を考えてみます。

  • 1 気圧と高度の関係
  • 2 凝結熱と気層の温度上昇
  • 3 気圧と気温と密度の関係
  • 4 相対渦度
  • 5 絶対渦度保存則
  • 6 立方体に流出入する空気

以下、その内容について整理しながら問題をふりかえってみます。

 

 1 気圧と高度の関係の問題(第38回気象予報士試験 一般 問1)

問1 大気が静水圧平衡の状態にあり,温度が一様で地上( 高度0km) と高度16kmにおける気圧がそれぞれ1000hPa,100hPa であるとする。このとき,高度48km 面より下層にある大気の質量の,大気全体の質量に対する割合( 百分率)として最も適切なものを,下記の(1)~(5)の中から一つ選べ。
  (1) 95.0%
  (2) 96.7%
  (3) 99.0%
  (4) 99.9%
  (5) 99.95%

  • 「高度0kmと高度16kmにおける気圧がそれぞれ1000hPa,100hPa である」ことから
  • 16km上昇すると、気圧は10分の1になることが、わかっています。
  • 高度32kmでは、10分の1になるので10hPa、48kmで1hPaになります。
  • 気圧とは、上に乗っている空気の重さそのものです。
  • 高度0kmで1000の重さだったのが、48kmで1になる。
  • 48kmより上にある空気の割合としては、0.01%
  • よって、下にあるのは99.9% (4)が正解ということになります。
  • 使った考え方「気圧は、その高度より上にある空気の重さ」

2 凝結熱と気層の温度上昇の問題 第39回気象予報士試験 一般 問2

問2
地表から高度300mまで一様な霧が発生し、この霧粒の水の量を雨に換算すると0.03mmである。
この層内の空気の地表面1m2あたりの質量を300kg、空気の定圧比熱を103J/(K・kg)、水蒸気の凝結の潜熱を2.5×106J/kg、水の密度を1000kg/m3としたとき、この霧の発生に伴う気温の上昇量は何℃か。

  • 何を求めたいのか? 求めたいのは、気温の上昇量 ℃
  • 手順①高度300mまでの降水の質量を求める。
  • ②水の質量から発生する潜熱量を求める。
  • ③空気の温度を1℃上げるのに必要な熱量(J/kg)
  • ④発熱した潜熱(J/kg)
  • これらを実際に計算で解いてみると
  • ①’ 0.03mmの降水=3×10^-5(m) ;1㎥あたり3×10^-5(㎥);水の密度10^3(kg/㎥)をかけると3×10^-2(kg)
  • ②’ 潜熱=2.5×106(J/kg)なので、2.5×106(J/kg)×3×10^-2(kg)=7.5×10^4(J/kg)
  • ③’ 空気の定圧比熱を103J/(K・kg)…(意味:1kgの水を1℃上げるのに103J/(K・kg)必要)空気の質量が300kgなので、必要な熱量=300(kg)×103J/(K・kg)=3×10^5(J/k)
  • ④’ 1k上げるのに3×10^5(J)必要なので、②’÷③’で2.5×^-1(k)
  • つまり0.25℃
  • 同じ問題が出たら、最後の最後にやる問題ですね。この方も同じようなことを書いています。第39回気象予報士試験 一般問2 – 気象予報士受験者応援団 – 新規サイト002

3 気圧と気温と密度の関係の問題

A~Cの状態にある乾燥空気塊の密度の大小関係として正しいものを、下記の1~5の中からーつ選べ。

  • A 気圧1000hPa、気温27℃
  • B 気圧1000hPa、気温 -23℃
  • C 気圧900hPa、気温 -23℃
  • ① A>B>C
  • ② A>C>B
  • ③ B>A>C
  • ④ B>C>A
  • ⑤ C>A>B
  • これは、気体の状態方程式 P=ρRT から ρ=P/RTに放り込めばできますね。
  • Rは共通なので、比較するのには無視して問題ありません。
  • A ρ=1000/300 3.33…
  • B ρ=1000/250 4
  • C ρ=900/250 3.6
  • 上の問題とのギャップが大きいですね。

4 相対渦度


今夜はここで、寝ることにします。寝るのが、一番です。

コメント

  1. 金太郎パパ より:

    > 今日は、一般分野の要点を27ページにまとめました。

     すごすぎます。

    > 過去問をやりながら、昨日今日でつくった要点のまとめに加筆することによって、試験までのマイノートを作成していきたいと思います。

     自分でさらに伸びていくためのデジタルな”マイノート”が、いつでもどこでも行かされて深まるんですね。
     その学習方法を、次の予報士の卵たちへ引き継いで行けそうですね。